ウィルミナの挑戦
東京都新宿区に本社を構える株式会社ウィルミナは、最近画期的な成果を達成しました。役員や管理職を含む11名の社員全員が、「女性の健康検定®」に合格したのです。この試験は公益社団法人女性の健康とメノポーズ協会が主催し、女性特有の健康問題に関する知識を測るものです。
その背景には、ウィルミナが掲げる企業ミッションが大きく影響しています。1984年の創業以来、女性のライフステージに合わせた商品とサービスの提供を通じて、女性のウェルビーイングの向上に努めてきました。例えば、女性アスリートを対象にした月経対策セミナーの実施なども行い、女性特有の健康課題に理解を深める活動に力を入れています。
役員・管理職を含む全員合格!
「女性の健康検定®」は2012年に開始され、女性の健康や働き方に関する基礎知識を学ぶことができる唯一の検定です。受験者はPMS、月経、更年期、骨粗しょう症、認知症、生活習慣病といった課題に加え、ワーク・ライフ・バランスについての知識を深めることができます。
ウィルミナは、今回の検定受験を社内のヘルスリテラシー向上や健康経営の一環として捉え、積極的に挑戦したのです。特に管理職や役員が関わることで、女性の健康問題への意識が社内全体に浸透しやすくなると考えています。
多様な働き方を支える環境づくり
さらに、ウィルミナは社内のジェンダーギャップ解消に向けた取り組みを推進しており、女性管理職比率は50%以上を達成しています。テレワークやフレックス制度を導入し、育児休暇からの復職率も100%を達成しており、働きやすい環境の整備にも注力しています。これにより、社員一人ひとりが健康的かつ充実した生活を送ることを可能にしています。
ウィルミナの未来図
今回の全員合格を機に、ウィルミナは「女性が自分らしく晴れやかに生きる社会の創造」というビジョンの実現へと向かいます。合格した社員を講師として、社内だけでなく一般企業や団体への講座も構築し、女性の健康問題に対する理解を広める計画です。
幸村潮菜のリーダーシップ
ウィルミナの代表取締役、幸村潮菜氏は、豊富な経験を経て2022年に社長に就任しました。彼女は社会的課題を解決するためのプログラムに参加し、広島大学のオープンイノベーション・アドバイザーを務めています。このようなリーダーシップのもと、ウィルミナはさらなる成長を目指します。
会社概要
ウィルミナは1984年、ニチメン株式会社(現・双日)の一部門として始まり、現在では生活協同組合向けに安全・安心な化粧品や健康食品を提供するトップベンダーとなりました。ECサイトやドラッグストアでの販売も行い、フェムケアブランド“イビサビューティー”を通じて日本における女性の健康向上に寄与しています。
このように、ウィルミナは女性の健康とウェルビーイングを重視し、挑戦し続ける企業です。今後の取り組みにもぜひご期待ください。