高齢者向けマンションが新たな取り組み
東京都三鷹市にある高齢者向けマンション「サンシティ吉祥寺」は、快適で安心な生活を提供するため、車両位置情報配信システム「バスキャッチライト」を導入しました。このシステムを取り入れることで、入居者はより便利に外出を楽しむことができるようになります。ここでは、導入の背景やメリット、今後の展望について詳しくお伝えいたします。
導入の背景
「サンシティ吉祥寺」では、入居者の外出を支えるため、三鷹駅と吉祥寺駅を巡回するシャトルバスを1時間に1便運行しています。しかし、迂回する路線や渋滞の影響で、以下のような課題が生じていました。まず、入居者からの問い合わせが多く、「バスはもう出発しましたか?」という質問に対して、運行状況が分からずに適切な回答ができない状況でした。また、買い物帰りの入居者を迎える際にも、バスの正確な到着時刻がわからず、スタッフが待ち構えることができないという問題もありました。そのため、職員たちはストレスを感じつつ、限られたリソースの中で対応し続けていました。
「バスキャッチライト」の導入決定
そんな中、サンシティ吉祥寺は「バスキャッチライト」の導入を決定しました。支配人の三木明様と総務課マネージャーの中尾勝利様によると、導入のきっかけは3つの理由によるものでした。まず、無料で利用できるトライアルを通じて、システムが実際の運行に役立つか事前に確認できたことです。次にリーズナブルな価格設定で、月額5,000円(税抜)からスタートできる点が魅力的でした。最後に、車載器がシガーソケットに差し込むだけで設置できるため、スタッフの手間を軽減できたことも大きなポイントでした。
導入された効果
「バスキャッチライト」の導入により、様々な効果が現れています。まず、入居者からの問い合わせに対して、リアルタイムで取得したバスの現在位置をもとに具体的な回答ができるようになりました。「今、三鷹駅の500メートル手前にいます」といった情報が提供されることにより、入居者はシャトルバスを利用するか、路線バスを使うかを自分で判断できるようになりました。
また、スタッフはバスの到着に合わせて玄関前に待機し、入居者の乗降サポートが可能になりました。これにより、外出から帰った入居者の待ち時間が短縮され、サービス品質も向上しています。さらに、スタッフの心理的負担の軽減にもつながり、より快適な環境で業務ができるようになっています。
今後の展開
サンシティ吉祥寺では、今後の展開として運行状況確認用のタブレットを導入する予定です。これによって、どなたでもすぐにバスの位置を簡単に確認できる体制が整うと言います。また、本事例は他のサンシティ施設でも積極的に共有され、導入検討が進んでいるということです。
「バスキャッチライト」について
「バスキャッチライト」は、スマートフォンやWebブラウザを通じてリアルタイムで車両の位置情報をチェックできるシステムです。従業員送迎バスや福祉・医療施設の巡回車両、ホテルのシャトルバスなど多岐にわたって利用されており、特に使いやすさが強みとされています。シガーソケットに差し込むだけで利用開始できる手軽さから、全国で5,000以上の施設で導入されている実績があります。このように、「バスキャッチライト」は、交通サービスの新たな形を提供し続けているのです。
VISH株式会社について
「バスキャッチライト」を提供しているのは、VISH株式会社です。愛知県名古屋市に本社を構える同社は、2006年からバスロケーションシステムのサービスをはじめており、さまざまな業界での導入実績があります。技術と運用の両面から地域交通の便利さと持続可能性を追求し、さらなるサービス向上に邁進しています。