フォーバル、本社オフィスを刷新
株式会社フォーバルが、本社オフィスのリニューアルを行った。このプロジェクトは、「新しいあたりまえ」で新たな世界を創造するという理念のもと、働き方の多様化と従業員の生産性向上を目的としている。
リニューアルの背景
最近、業務案件の増加や、社内外の会議や打合せが頻繁に行われる中で、従来のオフィス構成では会議スペースや座席が不足するという問題が浮き彫りになった。そこで、フォーバルは15階フロアを増床することに決定し、柔軟で快適な業務環境を整備した。新設された15階には、昇降デスク、テレキューブ、WEBブースなど、さまざまなワークスタイルを支える設備が豊富に配置されている。これにより、従業員は集中作業と協業作業のいずれも、自分のニーズに応じて選出来るようになった。
各フロアには防音個室やカフェスタイルのラウンジも設けられており、対面・オンラインのコミュニケーションをスムーズに進める工夫が施されている。これらの環境整備により、社内のワークエンゲージメントが一層高まることが期待される。
グループシナジーの強化
また、リニューアルに合わせて、2024年5月にはタニタヘルスリンクが本社に移転し、フォーバルグループとしての連携がさらに強化される。これにより、グループ間のシナジーを最大限に活かした体制が整う。
ESG経営を実践した空間デザイン
フォーバルのリニューアルは、環境配慮を重視した取り組みも特徴としている。14階エリアには環境に優しい素材「エコワク」が使用され、エントランスの壁面には木材分の植樹を行う「ikumoriパネル」の施工が施されている。また、床材にはエコマーク認定を受けたタイルカーペットを採用し、CO₂排出量の少ない軽量設計のチェアを導入することで、サステナビリティを意識した空間作りが進められている。
15階エリアでは、前テナントの内装を活かすことで、工事コストと環境負荷を低減した。これもESG経営を意識した取り組みの一環といえる。
新たな機能とシステム
リニューアルに際して新たに導入された機能の一部として、以下が挙げられる:
- - タニタヘルスリンクの健康プログラム機器:社員の健康促進を支援する。
- - 顔認証による入退室管理システム:セキュリティ向上と利便性の強化を図る。
- - Beacapp Here:アプリを活用して社員の所在をリアルタイムで把握し、柔軟なオフィス利用を促進する。
終わりに
株式会社フォーバルは、これらの取り組みを通じて、働く環境を次の時代に適応させ、社員の満足度と生産性向上を図る。そして、「情報通信」「海外」「環境」「人材・教育」「起業・事業承継」という5つの分野に特化したコンサルティングサービスを通じて、ESG経営の可視化を進めていく。フォーバルは、これからも持続可能な社会の実現に向けた活動を続けていくだろう。
会社概要
- - 社名:株式会社フォーバル
- - 代表者:中島 將典
- - 設立:1980年9月18日
- - 所在地:東京都渋谷区神宮前五丁目52番2号青山オーバルビル14階
詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。