インターンシップ 夢の舞台へ
2024年の夏、日本の首都圏にいる大学生たちが北海道の企業でインターンシップを体験する貴重な機会が設けられました。これは「エゾクラスインターンシップツアー」と名付けられ、株式会社サッポロドラッグストアーが運営するEZOHUB TOKYOが主催したイベントです。
このツアーには慶應義塾大学、明治大学、青山学院大学など、名だたる大学から選ばれた8名の学生が参加し、北海道内のさまざまな企業、具体的には株式会社電通北海道、株式会社D2 Garage、そして中央コンピューターサービス株式会社などでの実践的な経験を積むことができました。
概要と運営
「エゾクラスインターンシップツアー」は2024年8月から11月までの期間、北海道内の企業が連携し、学生に対してリアルな業務体験を提供するもので、北海道アルバイト情報社が運営する求人メディア「ジョブキタ」との密接な連携も特徴です。学生たちはインターンシップの前に行われたミートアップイベント等を通じて、企業の方々との交流を深める機会を得て、その後のインターンプログラムへと参加していきました。
学生たちの体験談
このプログラムに参加した学生たちは、それぞれが得た経験について積極的に語っています。
インターン生Aさんは、「ウェブミーティングやイベントに参加することで、実際の会社の業務内容を理解できた。特に、社員と同じスケジュールで行動したことで、会社の雰囲気を直に感じることができた」と述べました。どういった企業が存在するのか分からなかった彼にとって、社会人と触れ合うことができたのは大変貴重な経験だったと語ります。
インターン生Bさんは、経営者との打ち合わせを通じて得た体験に感謝し、「特にスタートアップ企業の声を聴くことができたのが印象に残った。経営者の立場からの考えや専門用語を学ぶことができ、大変良い機会だった」と振り返りました。これにより、彼はUターン就職を決意したとのこと。
企業側の感想
一方で、インターンを受け入れた企業の担当者もこのプログラムの意義を語ります。「道外の学生との交流は非常に有意義でした。生の声を聞くことで、北海道で働く魅力を再確認できた。学生とのやり取りを通じて、地域の可能性を感じられた」と、その成果を語りました。
施設概要
EZOHUB TOKYOは、東京都品川区に位置し、約458m²の広さを誇ります。営業時間は平日の9時から19時まで、祝日は18時閉館で、土日は休館となっています。アクセスも便利で、東京モノレール「天王洲アイル駅」から徒歩4分と、忙しい学生たちにとって足を運びやすい場所にあります。
このように「エゾクラスインターンシップツアー」は、首都圏の学生に新たな道を切り開くための素晴らしい機会を提供したと言えるでしょう。今後もこのような取り組みが広がっていくことを期待したいですね。