冷凍寿司「碧寿司」の新たな挑戦
冷凍寿司専門のcool-japan株式会社は、米国のMazzetta Company LLCとグローバル販売契約を締結しました。これにより、「碧寿司(MIDORI SUSHI)」は、革新的な解凍技術を駆使して、まるで握りたての美味しさを米国市場に届けることが可能になります。この契約は2025年12月1日から発効され、これからの新展開が期待されています。
最新技術による美味しさの再現
cool-japan株式会社は、3年間の開発を経て特許を取得した独自の解凍技術を採用しています。少量の水を使用して、わずか18分で新鮮な握り寿司の味わいを再現することに成功しました。この技術によって、冷凍寿司でも本物の和食の味わいを顧客に提供できるのです。
Mazzetta Companyとの強力なパートナーシップ
Mazzetta Company LLCは、米国全土に広がる物流ネットワークを誇る冷凍水産品の企業です。今回の契約により、cool-japan株式会社は米国内のスーパーマーケットやレストラン、シーフード業態での安定した販売体制を構築することができます。Mazzetta社との連携によって、品質管理やカスタマーサポートを強化し、さらなる販売チャネルの拡大を目指します。
両者の思いを込めて
Mazzetta Companyの副社長、ザッカリー・マゼッタ氏は、パートナーシップの締結を喜び、伝統的な日本の味を世界に届けるための協力を強調しました。彼は、今回の協業によって日本の食文化がより広がると信じています。
cool-japan株式会社の柿沼寛之代表取締役も、日本の食文化を世界に発信する重要性を語りました。彼は、本物の和食を追求し、健康的で豊かな食生活の実現に貢献することを目指しています。
GOHANプロジェクトへの参加
さらに、cool-japan株式会社は、農林水産省が進める「GOHANプロジェクト」にも参加しています。このプロジェクトは、日本産の米や米加工品の輸出拡大を目的としており、Mazzetta社との連携はこの活動にも寄与します。ザッカリー・マゼッタ氏が来日した際には、農林水産省を訪問し、日本の食文化を米国に広める意志を伝えました。
Mazzetta Companyの企業紹介
Mazzetta Companyは、1987年に設立され、900種類以上のシーフード商品を扱う総合企業です。毎年1億ポンド以上の供給を行っており、顧客価値の提供を重視しています。
まとめ
冷凍寿司「碧寿司」は、Mazzetta Companyとのパートナーシップを通じて、米国市場での展開を進めています。今後の新商品や販売戦略の共同開発に期待が寄せられており、日本の高品質な食文化が広がる未来が楽しみです。