第11回IIBCエッセイコンテストの表彰式
2023年もついに、第11回IIBCエッセイコンテストが開催され、8名の優れた受賞者が選ばれました。ここでは、受賞者たちの思いやエッセイの内容について詳しく紹介したいと思います。
受賞者一覧
岩手県立不来方高等学校
2年 竹内 彩翔さん
エッセイタイトル:
Listening to Silence
広尾学園高等学校
1年 永富 亜結美さん
エッセイタイトル:
What Oba-Chan Taught Me
不二聖心女子学院高等学校
3年 森 えい実さん
エッセイタイトル:
How an Overseas Experience Opened My Eyes
吉祥女子高等学校
1年 楡井 理泉さん
エッセイタイトル:
From Coexistence to Better Communication
クラーク記念国際高等学校 梅田キャンパス
2年 神長 美海さん
エッセイタイトル:
More than just a problem child
浜松日体高等学校
1年 大村 梨紗さん
エッセイタイトル:
Outsider
ユナイテッド・ワールド・カレッジ ISAK Japan
3年 河本 凛子さん
エッセイタイトル:
Instant Ramen
クラーク記念国際高等学校 京都キャンパス
3年 若林 加奈子さん
エッセイタイトル:
Is Nature a Museum?
▼受賞者の詳細やその他のエッセイ内容は、
こちらでご覧いただけます。
竹内彩翔さんのエッセイ
最優秀賞に輝いた竹内彩翔さんは、自身の背景として聴覚障害を持つ両親との生活を取り上げています。「音のある世界」と「音のない世界」という二つの異なった世界をどのように結ぶかという問いを自問自答しながら、彼女はエッセイを執筆しました。
彼女は、「耳を傾けること」の重要性をエッセイを通じて伝えたいと考え、創造的な工夫を凝らしました。このトピックと内容の関連性を深め、柔軟な表現で多様性を祝福する内容に仕上げています。
受賞を知った瞬間、彼女は一瞬言葉を失ったそうです。友人や先生たちの称賛を受け、努力が報われたと感じたとのこと。「私のエッセイが少しでも多くの人々に共感されることを願っています」と語る彩翔さんの言葉は、多文化共生の重要性を伝える力強いメッセージです。
エッセイコンテストの概要
このコンテストは『私を変えた身近な異文化体験』をテーマにしています。身近な相手との異文化体験をどのように表現し、コミュニケーションギャップを乗り越えたかを考えます。応募校からの受賞者が選ばれるという形式で、多くの学生が参加しました。
表彰内容
- - 受賞者は最優秀賞、優秀賞、優良賞、特別賞の4つのカテゴリーに分かれており、一般社団法人日米協会による後援を受けています。
- - 特に優れた作品には日米協会会長賞もあります。
後援・協賛
米国大使館の後援と一般社団法人日米協会の協賛により、このイベントは国際理解の促進に寄与しています。また、TOEICプログラムが関連しており、英語力向上にも寄与しています。
この受賞式は、学生たちにとって素晴らしい成功の場であり、異文化理解の重要性を再確認する機会にもなりました。今後も彼らの活躍から目が離せません。