持続可能な物流と学び
2024-12-17 11:58:15

近畿大学とコクヨサプライロジスティクスが手を組んだ持続可能な物流の学びの場

コクヨサプライロジスティクス株式会社(以下KSL)は、近畿大学経営学部の学生たちと協力し、持続可能な物流の未来を探る取り組みを実施しました。このプロジェクトは、2024年7月25日から12月2日までの期間、物流の課題をテーマに学生たちの学びをサポートする内容です。

KSLは、文房具やオフィス家具などを取り扱うコクヨグループの物流部門を担っており、大学との産学連携は今年で四回目を迎えます。これまでの経験を基に、今回近畿大学と共に新たな挑戦に乗り出すことになりました。

学生たちは、物流の未来や社会貢献といったテーマをもとに、各グループで情報を集め、自らの提案をもとに解決策を考える作業に取り組みました。 KSLは、このプロジェクトを通じて、学生から新しい視点を得ることを目指し、自社の現場も見学してもらうことで実践的な学びを提供しました。

ゼミの最初から終わりまで、学生たちは自分たちの提案がいかに物流業界に貢献できるのかを考える機会を得ました。KSLが直面している2024年問題や少子化といった課題に対し、学生たちのアイデアがどのように活かされるのか、非常に興味深い取り組みだったのです。

具体的なスケジュールとしては、初回の7月25日にKSLの倉庫見学が行われ、現場の理解を深める場となりました。9月30日にはキックオフとしてテーマ説明が行われ、グループごとに情報収集や提案書の作成、それに伴う意見交換会も数回にわたって開催されました。

中間プレゼンテーションは10月28日に実施され、各グループの提案を発表しました。この場では、KSLのスタッフや教授陣がアドバイザーとして参加し、学生たちに貴重なフィードバックを提供しました。最終プレゼンテーションは12月2日に行われ、学生たちが提案したアイデアに基づいてKSLの業務改善への新たな示唆を受ける機会となっています。

学生からは、物流業界の問題について深く考えさせられたとの感想が多く寄せられました。現地調査を通じて得たデータの重要性や、わかりやすいプレゼンテーションの組立方など、多様な視点での学びがあったようです。特に、ビジネスだけでなく社会貢献についても考慮することが大切だと実感した学生も多く、彼らの成長が感じられる取り組みとなりました。

近畿大学の髙橋教授も、この協力の価値を強調しています。学生は専門知識を活かしながら実践的な提案ができ、自信をつけることができたと述べました。

KSLは、今後も持続可能な物流の実現に向けて、学生やさまざまな関係者と協力しながら進化を続けていく方針です。


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会社情報

会社名
コクヨ株式会社
住所
大阪府大阪市東成区大今里南6-1-1
電話番号
06-6976-1221

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