フィリックス・コンラン氏が語る地方デザインの未来とその魅力
9月27日(土)、神戸で開催される「神戸学校」にて、イギリスの名デザイナー、フィリックス・コンラン氏が特別講演を行います。テーマは「地方の未来をデザインする」。フィリックス氏は世界的に有名なデザイナー、テレンス・コンラン卿の孫であり、彼自身もプロダクトと建築デザインで幅広く活動しています。これまでの活動から日本の地方、特に奈良県東吉野村への移住までの経緯と、その地での豊かな経験を通じて、地方の持つ魅力と未来に向けたビジョンが語られる予定です。
東吉野村の魅力
フィリックス氏が移住した東吉野村は、1300人の住民が暮らす静かな村で、自然に囲まれた美しい風景が広がります。この地は近年、多くのクリエイターたちが移り住んでおり、彼のように地方の魅力を再評価する動きが活発になっています。彼はこの村の古民家を改修し、新たなデザインプロジェクトを立ち上げることで、地域に新たな息吹をもたらそうとしています。
デザインの力
フィリックス氏の提案するデザインは、都会の人々の生活を豊かにすることを目指しています。彼の活動は、先祖であるテレンス・コンラン卿が築いてきたデザイン哲学に根ざしており、地方から生まれたデザインが都会でどのように受け入れられるかを模索しています。地方の素朴さや自然の美しさが、都市の生活をより良くするためのインスピレーションを提供することを期待しています。
講演の内容について
今回の講演では、フィリックス氏が自身のバックグラウンドや、デザインに対する強い思いが語られます。特に、祖父や両親から受け取った影響や、田舎の持つ魅力について深掘りされます。さらに、対談形式のため、参加者とのインタラクションを通じて自身の視点や思いを直接伝える仕組みが設けられています。このような形式で進行することで、メディアでは得られないフィリックス氏の魅力に触れられること間違いなしです。
神戸学校について
「神戸学校」は、阪神・淡路大震災の経験を背景に、1997年から実施されているメッセージライブです。豊かな生活を目指す「生活デザイン学校」として、毎月様々な分野の専門家が神戸に招聘され、講演を行っています。参加料は震災遺児を支援するために活用され、地域社会に貢献する活動とも連動しています。
イベントの詳細
- - テーマ:地方の未来をデザインする
- - 日時:2025年9月27日(土) 13:30~16:00 (開場 13:00)
- - 場所:Stage Felissimo 1Fホール
- - 参加料:1,200円(学生や複数名の場合は1,000円)、オンライン参加は500円
参加申し込みは
こちらのリンクから可能です。興味のある方はぜひフィリックス・コンラン氏の新しい視点を体験してみてください。