伝統の萬古焼が生み出した新しいご飯保存法とは？

新しいご飯保存法が話題！

料理の基本とも言えるご飯。その美味しさを最大限に引き出すためには、保存方法がとても重要です。この度、和歌山県で生まれた耐熱おひつ『BANQO』が、画期的な方法で冷ご飯をふっくらとした美味しさへと蘇らせる技術で注目を集めています。

クラウドファンディングでの大成功

プロジェクトが始まってからわずか20日で、クラウドファンディングプラットフォーム【Makuake】にて支援額が100万円を突破。たくさんの方々に応援されているこの商品は、日々の忙しい生活を送る中で『おいしいご飯が食べたい！』という願いに応えます。

省エネで、味も守る

この耐熱おひつは、レンジにも直火にも対応しているため、忙しい主婦にとっては強い味方です。冷たいご飯をたったの3分で炊きたてのような味に戻すことができ、特に電子レンジを使った場合には、水分量をコントロールし、ふっくらモッチリとしたご飯が復活します。保存方法としても優れ、炊飯器に比べてご飯が黄ばむ原因を軽減してくれるため、健康面でも安心です。

萬古焼の300年の歴史

『BANQO』は、伝統的な萬古焼の技術を用いています。この陶器の特徴は、優れた耐熱性と保温性にあり、地元和歌山の職人の技術が詰まっています。300年の歴史を持つ萬古焼は、多くの家庭で使われてきた実績があるため、その信頼性は折り紙付きです。温め直すだけでなく、普段のご飯の保存にまで使えるのも嬉しいポイントです。

開発企業の想い

「こつこつ株式会社」（代表：新田大士）は2020年に設立され、和歌山県日高郡美浜町に本社を構える小さな企業です。家族と数名のスタッフと共に、地域の特産品を活かした商品を開発しています。新田氏は、『お米の値段が上がる中、少しでもご飯をおいしく召し上がってほしい』という思いで、このおひつを開発したと語っています。日常の食卓を右に左に動いて、充実させたいと願う彼らの努力が形になったのです。