子育て家庭の家事負担を浮き彫りにした最新調査結果
子育てコミュニティ「てつなぎ」を運営する株式会社コミットグロースは、子育て家庭の家事負担についての新たな調査結果を発表しました。この調査は、297件の自由回答をもとに、家事や育児が親たちにどのような負担を与えているのかを探るものでした。調査の結果、子育て家庭が抱える負担は「家事の量」だけでなく、家事と育児の同時進行や見えない家事、さらには家族全体をサポートする「家庭運営」といった観点からも浮かび上がってきました。
調査の概要
この調査は、てつなぎの「みんなの声」を通じて実施され、以下のような情報が収集されました:
- - 調査主体:てつなぎ(株式会社コミットグロース運営)
- - 調査方法:自由回答方式のアンケート
- - 回答数:297件
- - 対象:30代から40代の子育て世帯(専業主婦、共働き、シングルマザーなど)
- - エリア:全国
主要な調査項目
1.
「自分がもう1人欲しい」と感じる瞬間
2.
育児中に最も頑張っている時間帯
3.
自分だけがやっていると思う名もなき家事
4.
家族にもう少し気を遣ってほしいこと
5.
お金を払ってでも減らしたい家事
6.
平日、自分だけの時間
家事負担は量ではなく重なり
調査を進める中で、子育てを支える親たちは「自分がもう1人欲しい」と感じる瞬間が多いことがわかりました。ここでの「もう1人」は、単に家事と育児の役割を分担するために必要とされるものではなく、同時進行で多くのタスクをこなさなければならない辛さを反映しています。
実際の声
- - レジでの対応中: 「子どもが動き回る中、目を離せず、もう1人の自分が欲しい。」(おまめさん/30代 女性)
- - 家事と子守の両立: 「家事を1人、子守をもう1人、両立が難しい。」(いちごごさん/30代 女性)
- - 子どもたちの同時対応: 「泣く0歳児と癇癪を起こす5歳児が重なり、1人では無理。」(きいさん/30代 女性)
負担を感じる時間帯
調査によると、最も家事負担が多く集中する時間帯は「夕方から夜」であり、この時間帯は特に忙しいことが明らかになりました。夕食の準備、お風呂、寝かしつけなど、家事が次々と押し寄せ、親たちは提示された回答の中で繰り返し「次から次へとやることが押し寄せる」といった状況を語っています。
実際の声
- - 朝の支度ラッシュ: 「朝食、弁当作り、自分の準備、送迎を分刻みで動いている。」(彩さん/40代 女性)
- - 帰宅から寝かしつけまで: 「夕食やお風呂など、座る暇もない。」(おまめさん/30代 女性)
- - 夕方の家事ラッシュ: 「家事が一気に重なる最も忙しい時間帯。」(ゆーたんさん/30代 女性)
見えない家事の負担
家事には目に見えるものと同時に補充や段取り、家族への気配りといった、気づかれにくい作業もたくさん存在しています。これら「見えない家事」は、家庭の運営に深い影響を与えています。
実際の声
- - 麦茶づくりの攻防: 「お茶はいつも1cmしか残らず、結局私が作る。」(匿名さん/30代 女性)
- - 朝のルーティンと寝具ケア: 「細かな掃除や家族ケアはすべて私が担当。」(匿名さん・七海さん/30代 女性)
- - 家事は全部私: 「ほとんどすべて私が担っている。」(匿名さん/30代 女性)
家族への期待
見えない家事をひとりで担っている親たちは、家族に少し気を使ってほしいという声を多く寄せています。実際、親たちが求めているのは家事の代行ではなく、負担を理解し、増やさないでほしいという理解や配慮です。
実際の声
- - 見えない家事に気づいてほしい: 「トイレ掃除やゴミまとめなど、細かい作業も私が担当。」(なお2103さん/40代)
- - 後工程を増やさないでほしい: 「洗濯物の裏返しを直す手間が負担に。」(やすさん/40代)
- - 少しの配慮で負担は減る: 「食器をすぐに出してほしい。」(あやかさん/30代)
自分だけの時間
さらに、調査では親たちがどのくらい自分の時間を持てているかも分析されました。多くの親は、子どもが寝た後や入浴中など、家事の合間でようやく自分の時間を見つけているようです。
実際の声
- - 子どもが寝た後の時間: 「ドライヤーをしながらの10分が貴重な時間。」(しゅなちゃんさん/20代 女性)
- - ほとんど自分時間なし: 「保育園の間も掃除や作り置きで、すぐに迎えの時間。」(匿名さん/30代 女性)
- - 家事分担で確保: 「夫と家事を分担することで、2~3時間の自分時間を。」(ちろりんさん/30代 女性)
調査から見えてきたこと
この調査を通じて、子育て家庭の負担は単なる家事ではなく、家庭全体を支えるための「家庭運営」が求められていることが浮き彫りになりました。家事や育児の同時進行がもたらす重圧や、見えない家事の存在は、家庭の仕組みづくりにも新たな視点を与えています。参照として、調査結果に関する具体的なデータもぜひチェックしてみてください。
参考リンク
本調査は、以上の声を基にしたもので、子育て家庭の声が今後の制度や支援の充実に役立てられることを期待しています。