祇園甲部「都をどり」
2022-12-21 11:00:02
祇園甲部歌舞練場で新たに幕を開ける「都をどり」2023年の魅力とは
祇園甲部歌舞練場で新たに幕を開ける「都をどり」2023年の魅力とは
今年の春、京都の祇園甲部歌舞練場では、待望の「都をどり」が開催されます。この公演は、約7年ぶりとなる新歌舞練場での柿落し公演であり、多くの文化ファンから注目が集まっています。2023年4月、華やかな舞を通して新たな時代の幕開けを祝います。
歴史的背景
「都をどり」は、1872年に初めて公演され、現在まで続く京都の春の風物詩です。この公演は、毎年4月に行われており、特に祇園甲部の石畳の小道を舞う芸妓や舞妓たちの華麗な姿は、多くの人々を魅了してきました。また、「いちげん(一見)さんお断り」という言葉がある京都の花街では、普段は見られない芸妓・舞妓が約60名も参加し、一堂に舞う姿は圧巻です。
2023年のテーマ
今年の「都をどり」は、「新華舞台祇園繁栄」というテーマで、古都・京都に新時代の繁栄をもたらすこと、そしてその栄華が全世界に広がることを願いながら、様々な慶事を蓄えた舞を展開します。公演は全8景から構成されており、それぞれの場面で衣装や舞の演出が変わります。この巧妙な演出が、観客を新たな舞の世界へと引き込みます。
公演の詳細
「都をどり」は2023年4月1日から30日まで、毎日3回の公演が行われます。各公演は約1時間で、開催時間は12:00、14:20、16:40です。観覧券は、茶券付き一等観覧券が7,000円、一般の一等観覧券は6,000円、二等観覧券は4,000円で、プログラムは700円で購入できます。チケットは2023年1月6日から販売が開始されており、早めの予約が推奨されます。
アクセス
会場の祇園甲部歌舞練場は、京都市東山区に位置しており、京阪電鉄祇園四条駅から徒歩8分、阪急電鉄京都河原町駅からは徒歩10分と、アクセスも良好です。JR京都駅からはタクシーで約20分の距離です。
まとめ
「都をどり」は、舞の美しさだけでなく、伝統技術の粋を集めた衣装や舞台背景が特徴です。特に、京友禅と西陣織を使用した衣装は、日本文化の象徴とも言える存在です。各景に合わせて新調される衣装は、公演の魅力を一層引き立てます。
日本の春を感じるこの特別なイベントを、ぜひ観に行って、その繊細で美しい舞の世界を体感してください。祇園甲部歌舞練場で繰り広げられる「都をどり」は、心に残る素敵な思い出となることでしょう。
会社情報
- 会社名
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学校法人八坂女紅場学園・祇󠄀園甲部歌舞会
- 住所
- 京都府京都市東山区祇園町南側570-2
- 電話番号
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