鳥羽水族館監修の新しい宿泊スタイル
三重県鳥羽市に位置する旅館「扇芳閣」が、鳥羽水族館と手を組み、旅館内に新たなコンセプトルーム「ラッコブルー」と「ラッコグリーン」をオープンします。これらの部屋は、人気のラッコたちが暮らす海をテーマにした「泊まれる水族館」として、宿泊客に独自の体験を提供します。
客室の特徴
1. ラッコブルー
「ラッコブルー」は、澄んだ海の青をイメージしたデザインで、定員は4名。ラッコやジュゴンと一緒に写真が撮れるフォトスポットや、サンゴ礁をモチーフにした隠れ家スペースがあり、家族や友人との思い出作りにぴったりな空間です。客室面積は約40㎡で、和洋室スタイルのツインベッドと布団を完備しています。
2. ラッコグリーン
一方「ラッコグリーン」は、自然の柔らかな緑を基調としたデザインで、定員は2名。部屋の中心には、大きなラッコとイロワケイルカのアートが描かれ、信楽焼の露天風呂が貝殻型のテラスに設置されています。こちらは約33㎡の洋室で、ダブルベッドが特徴です。
両客室には、水族館のラッコが実際に食べた「大浅利」の殻が展示されており、訪れる方々は水族館の裏側を知る貴重な体験も楽しめます。
特別な宿泊プラン
宿泊は2026年2月26日から可能で、24,000円(税別)/名から利用可能です。嬉しい特典として、宿泊者には鳥羽水族館の入館チケット(2名分)がプレゼントされ、さらにラッコの好物「アワビ」がサービスとして提供されます。
内覧会の開催
2026年2月25日には、報道関係者向けの内覧会が予定されています。このイベントでは、新設の背景やデザインの特徴が紹介され、参加者は実際の部屋に足を踏み入れる貴重な機会となります。
今後の期待
扇芳閣の谷口優太社長は、70周年の節目を迎えるにあたり、「地域の象徴である鳥羽水族館とのコラボレーションを通じて、次の70年へと続く鳥羽の物語を共有できることを嬉しく思う」と述べています。
鳥羽水族館の中村文哉社長も、新しい客室が生き物たちの魅力を伝える素晴らしい空間であることを強調しています。
旅館「扇芳閣」について
旅館「扇芳閣」は1955年に創業し、伊勢志摩国立公園を望む立地で、露天風呂付きの客室を含む全65室を提供しています。特に「世界中の子育て家族から最も愛される旅館」を目指し、豊かな宿泊体験を経て多様なニーズに応えています。
お問い合わせ
旅館「扇芳閣」への問い合わせは、公式HPまたは電話0599-25-3151までお願いします。
新しく誕生する「ラッコルーム」で、訪れる人々が鳥羽の魅力を体感し、心に残るひとときを過ごされることを期待しています。