カナダ・トロントで好評を博した和食まつり、豊洲の味が現地ファンを魅了

トロントで開催された「和食まつり」の盛況な模様

2024年11月11日、カナダのトロントにて、日本食を愛する多くの人々が集う「和食まつり」が開催されました。このイベントは、日本政府観光局（JNTO）やカナダ日本レストラン協会（JRAC）が共催し、現地での日本食文化の普及を目的としています。約250名もの来場者が集まり、豊洲市場から届いた高品質な水産加工品が披露されました。

綜合食品の出展に期待が高まる

株式会社SANKO MARKETING FOODSの傘下にある綜合食品株式会社が唯一の日本の水産卸業者として参加したこのイベント。出展の背景には、1996年からトロントで水産物や日本食材の販売を行っている「Taro's Fish」との協力があります。豊洲市場からは、ホタテ貝柱、ウナギの白焼き、シラス干し、イクラ醤油漬けなど、50キロ以上の高品質食材が会場に搬入されました。

大評判の「ウナギ白焼き」と「シラス干し」

当日、綜合食品のブースでは、現地のシェフたちがこれらの食材を活用し、魅力的なオードブルに仕上げました。ウナギの白焼きはそのシンプルで深い味わいが高く評価され、トロントの和食通たちから絶賛されました。また、シラス干しも2種類の和え物として提供され、どちらも好評を博しました。このような体験を通じて、現地の食文化への関心の高さを実感できたことも、大きな収穫となりました。

国内外のネットワーキングが新たなビジネスチャンスを創出

今回のイベントは、綜合食品にとってただの試食展示に留まらず、当地の販売先や食材問屋、物流業者との新たな関係構築の場ともなりました。これを機に、今後の海外事業展開の土台を固め、さらなる販路の拡大が期待されます。

日本の食文化を世界に広める

綜合食品は、1943年に設立され、豊洲市場での安定的な水産物の供給を使命としております。今回の「和食まつり」での成功を足がかりに、今後も日本の食文化や優れた食材を世界に広げていく所存です。本イベントについては、トロントの生活情報サイト「TORJA」にもレポート記事が掲載されているので、ぜひご覧ください。

TORJAの公式レポート記事はこちら。