パリ・サン＝ジェルマンハンドボールが日本で交流イベントを開催！

2024年8月18日、関東第一高等学校で特別な親善交流イベントが開催されました。このイベントは、フランス・パリに本拠を置く世界的なハンドボールチーム、パリ・サン＝ジェルマン（PSG）が日本に来日し、同校のハンドボール部員36名と直接交流する機会を提供したものです。主催は、フューチャー株式会社の社会貢献団体であるフューチャーイノベーションフォーラム（FIF）で、地域社会のスポーツ振興と国際交流を目的とし、協力には関東第一高等学校や公益財団法人日本ハンドボール協会が名を連ねました。

この親善交流イベントでは、PSGの選手たちが生徒たちに熱心な実技指導を行いました。生徒たちは、選手たちとともにポジションごとに分かれ、実際にプレーを体験することができました。なかでも、ゴール前でのシュートワーク練習では、プロ選手がディフェンダーとなって生徒たちに対し、さまざまなプレーの流れやテクニックを実演する姿が印象的でした。生徒たちは、興味津々で質問をしながらプロの技術を目の当たりにし、貴重な学びを得ました。

イベントのハイライトは、記念品交換のセレモニーです。生徒たちは選手一人ひとりに向けたメッセージを込めた手作りのうちわや学校のオリジナル応援タオルを贈呈し、その感謝の気持ちを表しました。対するPSGの選手たちは、参加した全員のサインが入った色紙を手渡し、思い出に残る交流を深めました。参加した生徒たちは、さまざまな感想を語りました。「世界のトップ選手とプレーできたことが嬉しい」「動画で見ていた選手のプレーを間近で見て、その凄さを実感した」といった言葉が多く寄せられました。

特に、選手たちが寛大でフレンドリーな姿勢を見せ、生徒たちとじっくり話す時間を持たせてくれたことが印象的だったとのことです。また、自分の苦手な部分についてアドバイスを受けた生徒も多く、彼らにとっては貴重な学びを受ける場となりました。イベントを通じて、彼らはスポーツを通じた国際交流の意義を深く理解し、さらなる成長を誓ったことでしょう。

フューチャーイノベーションフォーラムは、今回の取り組みに加え、今後も様々なイベントを通じてハンドボールに親しむ機会を提供し、SDGsの目標の一つである「質の高い教育をみんなに」という理念の実現に貢献していく考えです。スポーツを通じた国際交流の重要性を認識し、次世代への投資としてこれらの活動を継続していく姿勢が期待されます。今後の動向にも注目が集まります。