亀岡市の新日本酒
2025-11-19 12:20:56

亀岡市発!菊正宗と手を組んだ新たな日本酒『土と田と The Beginning 2024』

亀岡市から届ける新たな純米大吟醸酒



京都府亀岡市の中心を流れる保津川のほとりで、農薬や化学肥料を使わないで育てられた酒米「山田錦」を100%使用した日本酒『土と田と The Beginning 2024』が、ふるさと納税の新たな返礼品として登場しました。このプロジェクトは、市内の農業ベンチャーである日本農業株式会社と、老舗酒造メーカーの菊正宗酒造株式会社との官民連携によって実現したものです。特に注目されるのは、亀岡市が推進する「亀岡オーガニックビレッジ構想」に基づいており、高付加価値の特産品として地域の魅力を全国に発信することを目指しています。

コラボ商品の背景


亀岡市が掲げる「亀岡オーガニックビレッジ構想」に共鳴した日本農業が、市有地を活かして栽培した「山田錦」が、菊正宗によって醸造され、ふるさと納税の返礼品になりました。この取り組みは、持続可能な農業の重要性を称えるものであり、官民の協力による成功事例として注目されています。

栽培の舞台とその魅力


日本酒の原材料となる亀岡産山田錦は、保津川公園で栽培されています。この公園は、全国都市緑化フェアin京都丹波のメイン会場の一つとして整備が進められています。ここは、都会のほとりに広がる美しい田園風景が魅力の地域で、「トカイナカ」と呼ばれる環境が形成されています。都会の便利さと日本の田舎の古き良さが共存するこの地で育まれる米は、まさに自然の恵みです。

商品の特徴


『土と田と The Beginning 2024』は、亀岡産の山田錦を100%使用した純米大吟醸酒です。栽培期間中は化学肥料や農薬を一切使用せず、自然の力を活かして育ったこの米は、米の芯の部分だけを贅沢に磨き上げることによって、クリアで雑味のない味わいを実現しています。フルーティーで華やかな香りが楽しめ、特に地元の食材と相性が抜群です。

生物多様性と持続可能性


亀岡市が誇る生物多様性を維持するため、米の栽培地は天然記念物である「アユモドキ」の生息地に接しています。このプロジェクトは、環境に配慮した農業を通じて、地域の生態系を守る取り組みの一環でもあります。持続可能な農業を支え、地域の環境を保全しつつ、未来に弾む酒造りが行われています。

亀岡市のオーガニックビレッジ宣言


2023年2月に亀岡市は、全国で2例目となる「かめおかオーガニックビレッジ」を宣言しました。これは、化学農薬や化学肥料に依存せず、有機農業を進めることで、持続可能な地域社会を実現しようとする試みです。この宣言に基づいて、オーガニック農業スクールを開設し、市内の学校で有機米を用いた給食を提供するなどの施策も展開しています。

亀岡市の魅力と今後の展望


亀岡市は、便利なアクセスと豊かな自然を誇る地域で、「京の台所」としても知られています。今後、得られた寄付金は、保津川公園の全国都市緑化フェアの準備や、子育て支援、移住促進施策などに使われ、さらに持続可能な地域活性化を目指して展開されます。亀岡市がふるさと納税を通じて発信する魅力は、地域の未来を見据えた素晴らしい取り組みです。

終わりに


この日本酒『土と田と The Beginning 2024』は、亀岡市の自然の恵みと地域の人々の思いが凝縮された特別な一本です。ぜひ手に取り、地域の魅力を感じてみてください。


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会社情報

会社名
亀岡市
住所
京都府亀岡市安町野々神8番地
電話番号
0771-22-3131

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