立教大学が新たな生理用ナプキン無料提供サービスを導入
2026年4月4日、立教大学(東京都豊島区)が新しいサービス「OiTr(オイテル)」を導入し、池袋キャンパスと新座キャンパスの女子トイレにおいて、生理用ナプキンを無料で提供することが決まりました。このサービスは、学生が安心して学業に集中できる環境づくりを目指し、特に「生理の貧困」を含む様々な課題に対応することを目的としています。
無料ディスペンサーの利用方法
「OiTr」は、個室トイレ内に設置されたディスペンサーを利用することで、学生が手軽に生理用ナプキンを入手できます。利用方法は簡単で、トイレ内のQRコードを読み取ってOiTrアプリをダウンロードし、立ち上げたらスマートフォンをディスペンサーに近づけ、取り出しボタンをタップすることで無料でナプキンを受け取ることができるのです。これにより、急な生理に直面した学生も安心して利用できるシステムが整いました。
生理に関する課題へのアプローチ
立教大学の取り組みは、単に生理用品の提供にとどまらず、学生の健康と生活の質を考慮した広範な施策に拡大しています。体育会女子ラクロス部では、生理と競技パフォーマンスの関係に真剣に向き合い、選手が自身の月経周期や体調を管理できる仕組みを構築。アプリや「体調管理ボード」を用いて、選手同士やコーチとの情報共有を促進しています。
また、経営学部の任意団体「Revise Social Insight (RSI)」が主催する「生理展」では、社会における生理に関するタブーや心理的障壁を取り除くために、展示やワークショップが行われました。このイベントでは、生理に関する知識を提供し、学生たちが匿名で自身の悩みや意見を共有できる場が設けられました。生理に対する理解を深めるための対話の場を作り出すことで、より良いコミュニケーションと理解の場がキャンパス内に生まれています。
今後の展望
「OiTr」の導入は立教大学が学生の心身の健康を重視していることを示す大きなステップです。これらの取り組みにより、学生が自分らしく安心して学べる環境が整うことが期待されています。大学は引き続き、学生のウェルビーイングを向上させるための施策を推進し、学内における教育環境の改善に取り組んでいく方針です。この新しいステージを迎えた立教大学の取り組みは、他の教育機関にとっても模範となることでしょう。