中小企業の海外展開支援が進む！第七機械設計の知的財産戦略とは

最近、株式会社第七機械設計が令和7年度「中小企業等海外展開支援事業費補助金（海外出願支援事業）」に採択されたという嬉しいニュースが届けられました。これは企業が海外に展開するための重要なステップとなります。特に、岡山県小田郡矢掛町に本社を置く同社は、AIを搭載した新しい外観検査装置『IVI-360』を活用して、国際市場への進出を加速させる計画を立てています。

企業としての成長と地域経済の活性化

第七機械設計の代表取締役、片岡信也氏は「今回の採択は、海外での知財戦略を強化する大きな契機であり、地域に根ざした企業としての役割を果たすチャンスでもある」と述べています。このコメントには企業の海外展開に対する強い決意が表れています。

彼は、海外事業から得られる知見や成果を地域へ還元することを目指しており、地域経済の活性化を推進したいと考えています。このように、企業の成長と地域経済の活性化は相互に関連した重要な要素であり、片岡氏の意図するところは明確です。

IVI-360の魅力と活用法

AI搭載の『IVI-360』は、全周囲を検査可能な外観検査装置です。これにより、品質向上と効率化を実現し、アルミダイカスト業界における新しいスタンダードを確立することを目指しています。また、知的財産の保護を強化することで、安心して技術を展開できる環境を整えることが可能となります。

同社は、特にアルミダイカスト業界の企業に対して、検査装置を通じて新しいソリューションを提供することを目指しています。検査プロセスを効率化し、製品の品質を高めることで、顧客の信頼を得ることが期待されます。

地元企業とのコラボレーション

この補助金を受けて、今後も地元企業との協業機会を広げる予定です。地域内での連携によって、新たなビジネスチャンスを創出し、地域全体を活性化することが重要です。片岡氏は「地域の企業と共に成長し、地域経済の発展に寄与したい」と強調しています。

これからの展望

第七機械設計は、知的財産を基盤とした事業展開を通じて、持続可能な成長を目指します。地元経済への貢献と外観検査分野での品質向上に貢献する取り組みを続けていく所存です。

また、同社はIVI-360の詳細情報やデモンストレーションをルートするための準備を進めており、ユーザーからのお問い合わせに柔軟に対応する姿勢を見せています。興味がある方は、Web会議や問い合わせも歓迎しています。

株式会社第七機械設計は、将来的に地域経済のさらなる発展を目指し、岡山から世界に向けて技術を発信し続ける企業でありたいと強く願っています。これからの同社の動向に注目が集まります。