新たな物流の拠点『SANKEILOGI仙台泉』
株式会社サンケイビルが、2025年10月31日(金)に宮城県富谷市に新しい物流施設『SANKEILOGI仙台泉』を竣工予定であることを発表しました。これは同社にとって東北エリア初の進出であり、かつ『SANKEILOGI』シリーズ第6弾にあたります。地上4階建てのこの物流倉庫は、延床面積約15,185㎡を誇るマルチテナント型で、多様な顧客ニーズに対応できる設計となっています。
立地と環境のメリット
本物件はハザードマップにおいて浸水や土砂災害の想定区域に入らない高台に位置しており、BCP(事業継続計画)対策としても優れた条件を備えています。さらに、東北自動車道「泉」ICからわずか1.6kmというアクセスの良さを持ち、国道4号線とも接続しています。これにより、仙台市内への配送や、東北エリア全体への迅速な物流サービスが可能です。
周辺環境も充実しています。新興住宅地が近く、雇用の確保が容易なため、多様な人材を活用できるメリットがあります。また、商業施設やホテルも近隣にあるため、従業員にとっての利便性が高く、日常生活の質も向上します。
柔軟な利用設計
『SANKEILOGI仙台泉』の特筆すべき点は、その柔軟性です。エリアのニーズに応じて分割使用が可能で、床荷重1.5t/㎡、天井高は最高6.5mといった高基準を満たしています。これにより、例えば小売業や食品メーカーの物流需要、半導体関連企業のストックヤードといった、さまざまな業界の要求に応じたスペースを提供します。
環境への配慮
この施設は『ZEB Ready』認証を受けており、エコな物流拠点としての役割も果たします。自家消費型の太陽光発電システムを導入し、建築物省エネルギー性能表示制度「BELS」において最高ランクの6つ星および「ZEB」の評価を取得しています。これにより、効率よくエネルギーを利用しながら持続可能な発展を目指しています。
SDGsへの貢献
この取り組みは、持続可能な開発目標(SDGs)においても重要な役割を果たします。具体的には、太陽光発電によるエネルギー効率化や、地域の景観向上に寄与する植栽を提案し、災害時に備えた備蓄スタンドの設置などを行なっています。
まとめ
2025年の竣工が待たれる『SANKEILOGI仙台泉』は、地域の物流基盤を強化し、環境にも配慮した最新の物流施設です。この導入により、東北エリアの配送網の拡充とともに、企業との連携を深めていくことでしょう。
詳細は、
SANKEILOGI公式ウェブサイトから確認できます。