山梨中央銀行が電子帳票を導入
山梨中央銀行は、株式会社ラクスが提供する電子請求書発行システム「楽楽明細」を導入しました。このシステムの導入により、同行は経理業務のペーパーレス化を推進し、導入からわずか3か月で帳票発行にかかる経費を約80%削減することに成功しました。
経理部門の課題
山梨中央銀行の経理部門では、「山梨ちゅうぎん経営者クラブ」の年会費に関連する帳票発行が年間6,000件以上あるなど、印刷や郵送による業務負担が非常に大きいものでした。中でも、会費の引き落とし通知などは手作業で作成・発送されており、特に11月から1月にかけてのピーク時は二名体制で作業を行っていました。そのため、経理部門の効率化が大きな課題となっていました。
郵便料金の値上げや、全社的な中期経営計画の形成に伴うDX化・ペーパーレス化の目標から、山梨中央銀行はこのシステムを導入する運びとなりました。
「楽楽明細」のメリット
「楽楽明細」を導入することで、同銀行はコスト削減や業務効率化を実現しました。主な成果は以下の通りです:
- - コスト削減: 郵便代がほぼゼロとなり、紙や印刷にかかっていたコストも削減された結果、導入から3か月で経費を約80%削減しました。
- - ペーパーレス化の推進: 帳票を電子化することで、使用する紙を約80%減少させることができました。
- - 業務効率化: 手作業による印刷や封入作業が不要になり、帳票発行にかかる業務時間を大幅に削減しました。また、取引先にはWEB、メール、郵送、FAXのいずれかの方法でスムーズに発送できるようになります。
経営者クラブの担当者の声
山梨中央銀行の経営者クラブ担当者は、「年会費の引き落としのお知らせを従来の方法から改めて、簡単に請求書を発行できるようになった」と述べ、今回の導入による業務の効率化を実感しています。また、途中入会の企業への請求書発行も簡単になることを期待しています。
さらに、ラクスからのサポートが非常に丁寧だったことにも感謝の意を示しています。今後はセミナー受講料の請求書など、多様な帳票発行で「楽楽明細」を活用し、企業全体のDX化を進めていく考えです。
会社概要
山梨中央銀行
- - 所在地: 山梨県甲府市丸の内一丁目20番8号
- - 設立: 1941年12月1日
- - 資本金: 154億円
- - 代表者: 古屋 賀章
- - ホームページ
株式会社ラクス
- - 所在地: 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5
- - 設立: 2000年11月1日
- - 資本金: 3億7,837万円
- - 代表者: 中村崇則
- - 製品サイト「楽楽明細」
山梨中央銀行のDX化の取り組みは、今後の他の企業にも良いお手本となることでしょう。今後もその成功を注視していきたいと思います。