ストアロボット「Armo」予約開始
2023-11-01 01:02:40
株式会社MUSEが開発したストアロボット「Armo」の先行予約が開始!
近年、小売業界では人手不足が深刻化し、店舗運営の効率化が求められています。そんな中、株式会社MUSEが開発したストアロボット「Armo(アルモ)」が新たなソリューションとして注目を浴びています。このロボットは、11月1日より先行予約が開始され、2024年内に出荷を予定しています。
「Armo」は、小売店舗の特性に最適化された自律移動ロボットであり、主に品出し作業の搬送を自動化することにより、業務の効率を大幅に向上させることが可能です。すでに大手食品スーパーマーケットチェーンの株式会社ベルクで実証実験が行われており、その中で約1.5倍の作業生産性向上が確認されています。
小売業界では、従来のAGV(自動ガイドビークル)やAMR(自律移動ロボット)が導入されてきましたが、スーパーやホームセンター、ドラッグストアなどの日常運用に使えるロボットは少ないのが現実です。そこで「Armo」は、通路が狭かったり、多くの客が行き交ったりする店舗環境でも運用できるよう、デザインされています。
具体的には、「Armo」は様々な形状や重量の商品を運び、また店内で行われる多様な業務を補助します。これにより、買い物客がいない時間帯だけでなく、混み合った時間帯でも業務を効率化することができます。
MUSEの代表取締役である笠置泰孝氏は、「ロボットによる業務の自動化を通じて、人間本来の創造性やコミュニケーションを回復することが重要だ」と述べています。このミッションは、「ロボットで世界の人々に、インスピレーションを」というビジョンのもとに進行しており、Armoはその実現に向けた一歩です。
さらに、「Armo」の先行予約をした場合、1カ月間の先行検証プランが提供されます。搬送用の専用カートは、2つのパターンから選ぶことができ、カスタマイズにも対応しています。未来的には、店舗内のリアルタイムの売場画像を収集し、それをもとに商品棚の位置情報を買い物客に提供する機能なども計画されています。
こうした進展によって、ロボットの導入効果が飛躍的に向上することが期待されています。今後、ロボットが日常の小売業務にどのように活用されるか、多くの関心が寄せられることでしょう。MUSEは、将来的には店舗環境にさらなる付加価値をもたらすロボットを目指しています。
「Armo」の予約に関心がある方は、株式会社MUSEの公式サイトを訪れて最新情報をチェックしてみてはいかがでしょうか。新しい時代の小売業務を体験する素晴らしい機会となるでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社MUSE
- 住所
- 東京都中央区八重洲2-8-7福岡ビル6F xBridge-Tokyo内
- 電話番号
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