コクヨが手がけた新オフィス「doq 89」の魅力とは？日豪ビジネスを支える拠点

コクヨの新オフィス「doq 89」のご紹介

コクヨ株式会社は、全国や海外においてオフィス空間や公共施設などの設計・構築を手掛けてきた実績があります。そして、今注目を集めているのが、オーストラリアに新しくオープンした「doq 89」です。このオフィスは、コクヨが企画からデザインまで全てを担当した初のプロジェクトであり、日本とオーストラリアのビジネスシーンをつなぐ新たな拠点として期待されています。

「doq」は、グローバル規模で事業を展開している企業で、各種マーケティングソリューションを提供しています。独自のブランドマーケティングやクロスカルチャーマーケティングに関するコンサルティング、企画、開発、実施、そして管理を行なっている点が大きな特徴です。これらの活動を支えるための空間として新たに整備されたのが「doq 89」なのです。

空間のデザイン哲学

新オフィスの「doq 89」では、コクヨが空間設計の全てに携わりました。プランニング、インテリア、家具コーディネートといった要素を組み合わせて、機能的でありながらも快適な環境を実現しています。特に注目すべき点は、ABW（Activity Based Working）のコンセプトが取り入れられていることです。この方式では、働く人々が目的やスタイルに応じて自由に空間を使い分けることが可能です。

また、オフィス内にはコワーキングスペースも配置されており、異なる背景を持つ人々が集まり、自由にアイデアを交換できる場が提供されています。これにより、社員同士のオープンなコミュニケーションが生まれやすくなり、新たなイノベーションが促進されることが期待されています。

プロジェクトの詳細

「doq 89」の基本情報は以下の通りです。

- 名称：doq 89
- 用途：オフィス、コワーキング
- 事業主・運営：doq
- 住所：89/26-32 Pirrama Rd, Pyrmont NSW 2009 オーストラリア
- 面積：約165㎡（約50坪）
- 開業：2019年1月7日（移転リニューアルオープン）
- 企画・プロデュース：doq
- デザイン・設計・コーディネーション：コクヨ株式会社の野島・吉羽・谷治のチーム
- 家具コーディネーション：コクヨインターナショナル（マレーシア）から小西・唐山、Ergoline Furnitureが担当
- 問い合わせ先メールアドレス：[email protected]

まとめ

新しいビジネス環境が求められる中、コクヨの「doq 89」は、日本とオーストラリアの架け橋となる可能性を秘めています。働く場所としての機能性だけではなく、人々が集まり、交流できる場を創出することにより、さまざまなアイデアが生まれる場となることでしょう。この新オフィスが将来どのような変化をもたらすか、今後の動向が非常に楽しみです。