AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」が新機能を発表!
株式会社LegalOn Technologies(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:角田望)は、そのAI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」に新たな機能を追加することを発表しました。その名も「プレイブック」機能(β版)。この機能は生成AIを活用しており、各企業が独自に設けた契約レビュー基準を反映させることができるため、契約リスクチェックの精度が大幅に向上することが期待されています。
「プレイブック」機能の特長
「プレイブック」機能は、企業特有のリスクやレビュー基準をもとに契約書のリスクを評価することが可能です。従来の「契約リスクチェック」や「法令遵守チェック」では捉えきれなかった、個々の企業が抱える特有のリスクにも対応することができます。
これにより、レビュープロセスの品質と一貫性が担保され、企業ごとに最適化された契約リスクチェックが実現します。具体的には、企業が定めたチェックポイントをユーザーが登録することにより、自社のビジネスに即したリスクを簡単に検知できるようになります。この機能は、11月20日からβ版として利用可能になる予定です。
効率的かつ質の高いレビューの実現
「プレイブック」機能により、レビュー業務の効率化と質の向上が図られます。
- - 標準化による一貫性の向上:各企業が持つ独自の基準をもとにレビューを行うため、毎回同じ基準でチェックを行うことが可能です。これにより、属人化を防ぎ、誰が行っても同じ質のレビューが得られるようになります。
- - 過去の経験を反映したリスク管理:企業が過去に遭遇したリスクや業界特有の課題を基にしたチェックポイントを設定することで、より的確なリスク評価が行えます。
- - 柔軟な基準管理:レビュー基準を「プレイブック」という形で整理することで、契約の種類や企業の立場に応じた最適な基準を選ぶことができます。
- - 継続的な改善:チェックポイントを「LegalOn Cloud」上で随時更新し、改善していくことで、契約レビューの質を常に向上させていく仕組みを提供します。
「LegalOn Cloud」とは?
「LegalOn Cloud」は、従来のリーガルテックとはひと味違う、新たな企業法務向けのAIテクノロジープラットフォームです。マターマネジメントやコントラクトマネジメントなど、多様な法務業務を一つのプラットフォーム上で統合的に管理することが可能です。さらに、業務を行う中でナレッジが蓄積され、AIが自動的に整理し、必要な情報をいつでも容易にアクセスできる体制を構築しています。
一般に、法務業務は非常に専門的で複雑です。その複雑さを解決し、高い品質と効率を実現するために「LegalOn Cloud」と「プレイブック」機能は大きな役割を担うことが期待されています。今後、さらなる機能追加も予定されており、2025年4月には正式版のリリースが見込まれています。
株式会社LegalOn Technologiesについて
株式会社LegalOn Technologiesは、「法とテクノロジーの力で、安心して前進できる社会を創る。」という使命のもと、2017年に設立されました。法務知識と最新のテクノロジーを融合させた企業法務の質の向上と効率化を追求しており、今後も様々なソリューションを展開していく予定です。日本国内外で多くのクライアントにAI契約レビューサービスを提供し、法務業務の革新をリードしています。