500キロ走破の成功
2025-06-13 13:49:17

自動運転トラックが神奈川から神戸までの500キロを走破する革命的成功

株式会社T2(東京・千代田区)はこのたび、神奈川県綾瀬市から兵庫県神戸市への約500キロの高速道路走行において、自動運転トラックによる幹線輸送の実証に成功しました。この実証は、日本国内で最も長い距離を走行したものであり、特に2024年の物流危機を見据えた重要な第一歩となります。実証は、2025年7月からのレベル2自動運転トラックによる幹線輸送事業化に向けた準備の一環として行われました。

実証は2024年6月、神奈川県の綾瀬スマートICから兵庫県の魚崎出入口までをカバー。これにより、T2はこれまでの180キロという記録を大幅に更新しました。このしっかりした走行には、視認性が低い夜間条件でも99%の自動運転率を実現している点が評価されます。国内外の競合が技術開発を進める中、T2が神戸市までの自動運転トラックの実装を進めたことは、国内物流の発展において重要な意義を持っています。

さらには、神戸市との連携を強化することにより、効率的な幹線輸送の実現に必要な拠点の開発も本格化しています。神戸市が進行中の「(仮称)神戸複合産業団地南地区産業団地」の市有地を活用すると言われており、これにより自動運転トラックの運行と有人運転の切り替え、さらには車両の整備等を行うための基盤が整います。神戸市はこの取り組みを通じてSDGsの目標を達成し、環境への配慮も行いつつ、物流の課題解決を目指しています。

T2の挑戦はまだ始まったばかりです。2025年の事業化を見据えながら、将来的にはレベル4自動運転トラックによる幹線輸送を狙っています。これにより、全国的な物流網の形成へとつながり、さらなる自動運転技術の発展も期待されています。自動運転トラックの運用が広がることで、ドライバー不足や温室効果ガスの排出抑制など、経済的にも環境的にも大きなメリットを提供することが可能です。これからのT2の活動から目が離せません。

また、T2が実施している自動運転トラックの技術開発も注目に値します。GPSが利用できないトンネルや坂道、急カーブでも安定して走行できる技術が構築されており、さらに周囲の車両を精度高く認識するための技術向上にも力を入れているとのことです。これにより、今後の自動運転トラックの運行実証における安全性と効率性が大いに高まることでしょう。

T2は自社の技術だけでなく、さまざまな企業との連携を図りながら、この分野の先駆者としての地位を確立しています。今後も多角的に技術開発を進めることで、より洗練された物流ネットワークを構築し、人々の生活に寄与できるよう努めていく所存です。自動運転トラックの未来は、単なる車両の走行を超えて、我々の社会全体に変革をもたらすことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社T2
住所
東京都千代田区内幸町2-2-3日比谷国際ビル 1階
電話番号

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