香川のカバンメーカーが職人技術を守る革製本プロジェクトを始動！

香川のカバン作りと職人の誇り

香川県高松市に拠点を置く「株式会社カワニシカバンプロダクト」は、クラウドファンディングサイトCAMPFIREで革製本のプロジェクトを立ち上げた。その名も「最初で最後｡カバン職人と製本職人が本気で作る #カワニシカバンレザーブック」。このプロジェクトは、開始からわずか8時間で目標金額500万円を達成し、CAMPFIREの総合ランキングで見事1位を獲得した。

消滅の危機にある革製本技術

本皮を用いた革製本技術は、現在この技術を持つ職人が非常に少なく、消滅の危機に瀕している。現役の製本職人の中でも、この技術を継承しているのは極めて希少。カワニシカバンは、この大切な技術を守るため、今こそ行動を起こす必要があると感じている。革製本の技術が失われる前に、職人としての誇りと責任を持って未来へと繋げたいという思いが、このプロジェクトの根底に流れている。

川西功志の思い

カワニシカバンの代表、川西功志は自身の著作「好きに仕事をしようカワニシカバンの挑戦（仮）」で、自らの10年間の歩みを赤裸々に語っている。この本では、成功の裏にある失敗や葛藤、そして職人業を貫く価値についてつづられている。川西の思いは、ものづくりに情熱を注ぐ者たちへのメッセージにもなっており、自分の手で道を切り開こうとする人に向けて強いエールを送っている。

プロジェクト概要

このプロジェクトは、2025年10月11日から11月30日までの期間中に行われており、CAMPFIREにて様々なリターンが用意されている。高品質なカバンや革小物を自社開発するカワニシカバンの製品は、素材の魅力を最大限に引き出すデザインが特徴だ。特に「カワニシカバンレザーブック」は、カバン職人と製本職人が協力して真剣に作り上げる本であり、革製本の魅力を再発見する一冊となるだろう。

カワニシカバンは、自社の工房一体型店舗で製作を行っており、オンラインストアでも商品を販売している。興味のある方は、ぜひプロジェクトページやオンラインストアを訪れてみてほしい。