レフ松山市駅の伊予鉄ルーム創設プロジェクトが進行中

鉄道車両を活用した新しい宿泊体験

愛媛県松山市に新たに開業する「レフ松山市駅 by ベッセルホテルズ」で、地域活性化と環境意識の高まりを背景に、「引退鉄道車両を未来へつなぐプロジェクト」が進行中です。このプロジェクトでは伊予鉄道の引退車両を改装した「伊予鉄ルーム」を設立し、訪問者にユニークな体験を提供することを目指しています。

引退車両リユースへの取り組み

この取り組みは、地域の観光振興や環境問題への意識を高めることを目的としています。引退車両の一部パーツを利用し、子どもたちに物を大事にする心を学ぶ場としても活用される予定です。プロジェクトの成功には、地域住民や鉄道ファンの協力が不可欠です。参加者一人一人の支援が、観光名所としての松山に新たな風を吹き込むことでしょう。

クラウドファンディングの現況

このプロジェクトでは、750万円の資金調達を目指しており、すでに初期目標の100万円を達成しました。残りの期間で新たな目標を設定し、引き続き支援を募っています。具体的には、伊予鉄ルームの設置にかかる総費用は1,500万円を見込んでいますが、その一部をクラウドファンディングで賄うことが計画されています。

プロジェクトの詳細や支援情報は、こちらのリンクからご覧いただけます。

伊予鉄ルームの詳細

「伊予鉄ルーム」は、実際に使用されていた鉄道車両のパーツが組み込まれたユニークな客室の名称です。運転席や床材、つり革など、実物を使用した客室デザインにより、鉄道ファンだけでなく、幅広い年齢層の宿泊者に楽しんでもらえる空間を目指しています。

地域とのコラボレーション

「レフ松山市駅」は「THE STATION」というコンセプトのもと、松山市駅に隣接したロケーションに設立されます。また、松山の文化を体感できるように、各客室には日本三大絣の一つである「伊予絣」をあしらっています。朝食には愛媛の郷土料理を取り入れ、訪れる人々に地元を感じていただくことにこだわっています。さらに、家族連れのために、18歳以下のお子様の同室料金は無料にするサービスも実施しています。