新ブランド「アルケー」
2022-04-08 16:00:03
メタバースを彩る新ブランド「アルケー」誕生とその魅力について
メタバースを彩る新ブランド「アルケー」誕生とその魅力について
クリエイティブスタジオmoonshotが新たに設立したブランド「ἀρχή(アルケー)」は、メタバースを舞台に新しいアバターの表現を模索しています。その第一弾となるアバター『α(アルファ)』が発表され、この新ブランドがどのようにメタバースの世界で存在感を発揮するかが注目を集めています。
moonshotのコンセプト
moonshotは、「Live Another Life with Avatar」を掲げ、メタバース空間で使用するハイクオリティなアバターを制作するスタジオです。そのアバターは、仮想空間での自分を反映する重要な存在として位置づけられています。アバターを通じて、自分の内面を現実から切り離し、理想の姿を楽しむことができます。
このスタジオは、さまざまなクリエイターたちが集まり、独自の視点でアバターを生み出し、共創の場を提供することを重視しています。
新ブランド「アルケー」の特長
「アルケー」は、耽美さとドレッシーな印象を取り入れたバーチャルオートクチュールを展開します。服の根本的な機能を見つめ直し、新たな表現を提案することを目指しています。このブランドの名は、ギリシャ語で「起源」を意味する言葉に由来しており、デジタル空間でのファッションの新たな始まりを象徴しています。
第一弾アバター『アルファ』の魅力
今回発表された『α(アルファ)』は、VRChatでの使用を想定したデザインで、米山舞が手がけたものです。特徴的なデザインには浮遊する花柄やツインテールがあしらわれており、視覚的な印象が強いアート作品に仕上げられています。このアバターは、ただのキャラクターではなく、ユーザー自身を映し出す存在として機能します。
メタバース市場の拡大
現在、メタバース市場は急速に拡大しており、2020年のVR市場規模は約1970億円とされています。一方で、アニメやサブカルチャーに関連する二次元コンテンツの海外市場は1兆2394億円に達し、この大きな市場へのアプローチは重要です。moonshotはこのニッチな市場に特化したクリエイターと連携し、ハイクオリティなアバターを提供していくことを目指しています。
代表の古田氏の思い
代表の古田舜氏は、メタバースという言葉が盛り上がる一方で、実際に体験しているユーザーが少ない現状を述べています。VR空間でのアバター存在の重要性を指摘し、もっと多くの人にこの体験を知ってもらいたいと考えています。
また、アニメやゲームなど、多様なジャンルで活躍する実力派クリエイターと協力し、VRユーザーを拡大することで、アバターの利用価値を向上させ、名の知れた世界を築きたいと熱い思いを語ります。
デザイナー米山舞のコメント
そんな中、デザイナーの米山舞氏は「バーチャル世界におけるドレス」をテーマに『α(アルファ)』をデザイン。服としての機能だけでなく、その背後に潜むストーリーやメッセージを大切にしています。これまでに数々のアニメ作品やクリエイティブなプロジェクトに参加してきた経験を生かし、バーチャル空間でのアートとして特別な存在意義を持たせようとしています。
これからの展望
moonshotは、今後も定期的に新しいアバターを展開し、ユーザーが楽しむための多様な選択肢を提供し続ける計画です。メタバースの中での新たな自分自身を表現し、新しい体験を提供することが、このスタジオの重要な使命と言えるでしょう。今後の活動に大いに期待が寄せられています。
会社情報
- 会社名
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株式会社moonshot
- 住所
- 神奈川県横浜市中区桜木町1-1-7ヒューリックみなとみらい10階
- 電話番号
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