シンガポール発のセキュリティ企業SecureAgeが日本市場に本格参入

SecureAgeが日本のサイバーセキュリティ市場に本格参入



シンガポールを拠点にするSecureAge Technologyが、日本のサイバーセキュリティ市場に本格参入しました。創業者兼CEOのTeow Hin Ngair博士は、「シンプルさと透明性を兼ね備えたセキュリティソリューションを提供すること」を企業のビジョンに掲げ、2003年にこの会社を設立しました。

SecureAgeは、18年以上にわたり、シンガポール政府や軍隊を始めとする顧客に対し、データ侵害やマルウェア攻撃を未然に防いできた実績を持ちます。特に、同社の公開鍵暗号基盤(PKI)に基づく暗号化技術は、天災や人的エラーからのデータ保護を可能にするため、万が一データが盗まれたとしても、その内容が無価値になるように設計されています。

パンデミックの影響と新しい挑戦



新型コロナウイルスによるパンデミックは、リモートワークやデジタルトランスフォーメーションを加速させ、その中で日本におけるサイバーセキュリティの課題が浮き彫りになりました。SecureAgeは、2022年に日本法人を設立し、これらの課題に対し、適切な解決策を提供できるようになることを目指しています。

グローバル最高執行責任者であるジェリー・レイ氏は、「日本が新しい働き方に適応しようとしている中で、私たちは必要なソリューションを提供している」と述べ、組織が安全に運用できる環境を整える重要性を強調しました。顧客は、自らがサイバーセキュリティの専門家になることから解放され、本来の業務に集中できるというメリットもあります。

安全なデータ管理の実現へ



SecureAgeのソリューションは、全てのデータに対して100%の保護を目指すものです。データが保存中、操作中、または伝送中であっても、そのセキュリティは一貫して保たれます。特に、ユーザーが何もしなくてもバックグラウンドで暗号化が行われるため、使いやすさと高いセキュリティが両立しています。

また、同社のエンドポイント保護プラットフォームは、AIエンジンを利用して未知の脅威を瞬時に検知し、迅速な対応を実現します。SecureAgeは、企業が求めるセキュリティニーズに柔軟に応えられる体制を整えています。

今後、SecureAgeは日本市場における販売パートナーネットワークを拡大し、顧客のニーズを深く理解することで、さらに特化したソリューションの開発を進めていきます。日本がサイバーセキュリティ分野での飛躍を遂げる国であるとの信念を持ち続け、新しい技術とサービスを通じて、業界のリーダーとしての役割を果たしていくことでしょう。

SecureAgeについて



SecureAge Technologyは、データセキュリティに関して数々の革新をもたらす企業であり、世界中の顧客に最も高度な脅威からの保護を提供しています。概要については公式ウェブサイトやSNSを通じて情報が発信されています。今後とも、セキュリティと利便性を共存させるアイデアを基に、新たなソリューションを探求してまいります。

会社情報

会社名
セキュアエイジ 株式会社
住所
3 Fusionopolis Way, 05-21/22 Symbiosis, Singapore
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 日本 サイバーセキュリティ SecureAge

Wiki3: 日本 サイバーセキュリティ SecureAge

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。