第18回写真甲子園
2011-07-27 10:40:09
北海道東川町で熱い戦いが繰り広げられる第18回写真甲子園
第18回全国高等学校写真選手権大会が開幕
北海道・上川郡東川町で、待望の第18回全国高等学校写真選手権大会(通称:写真甲子園)がスタートしました。例年、多くの高校生が参加するこの大会は、今年も全国から選ばれた20校が集結し、熱い競技が繰り広げられます。大会は、26日から29日までの4日間にわたって行われます。
多くの応募者の中から厳選された高校生たちは、7月に行われた1次審査を経て、本戦に臨んでいます。今年の参加校数は、過去最高の403校。中でも、特に注目されるのは、東日本大震災を受けた「がんばれ東北枠」として選ばれた2校です。彼らの挑戦が、大会に新たな風を吹き込むことが期待されています。
開会式の様子
大会初日には、主会場となる東川町農村環境改善センターで盛大な開会式が行われました。山口県立下松高等学校の選手、三浦真由美さんが代表して宣誓を行い、「ここに来るまでさまざまな困難なことがありましたが、悔いの残らないよう力を合わせてがんばります」と感動的な言葉を述べ、会場は拍手に包まれました。開会式の後、参加者たちは地元の農園でのトマト収穫体験や、ホストファミリーとの交流を通じて地域との懸け橋を作りました。
競技撮影スタート
27日からは、本格的な競技撮影が始まります。参加者は大雪山国立公園周辺が提供する素晴らしい自然を背景に、3人1組のチームでの作品撮影に挑みます。今年の審査委員陣には、名だたる写真家たちが名を連ねており、期待が高まります。審査委員長を務める立木義浩氏をはじめ、竹田津実氏、米美知子氏、石田立雄氏、川人正善氏といった顔ぶれが、この大会のレベルの高さを物語っています。
大会の意義とサポート
写真甲子園は、1994年に始まり、地域の自然の美しさを次世代に伝えることを目的としています。今年もキヤノンマーケティングジャパンが特別協賛として機材の提供など多角的に支援し、写真教育の重要性を改めて提示しています。大会の詳細や情報は、公式ホームページでも確認可能です。
結果発表
大会は29日をもって幕を閉じますが、結果発表では優勝校の他、さまざまな賞が発表される予定です。どの学校が栄冠を手にするのか、全国の高校生たちの情熱が生み出す作品に、多くの期待が寄せられています。
全国の高校生が一堂に会し、写真技術を競い合うこの機会が、彼らにとって大きな成長の場となることでしょう。北海道の自然に囲まれたこの地で、素晴らしい作品が生まれることを期待しています。
会社情報
- 会社名
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キヤノンマーケティングジャパン株式会社
- 住所
- 東京都港区港南2-16-6
- 電話番号
-
03-6719-9096