高校生CEOの挑戦
2025-09-22 19:20:29

高校生CEOが運営する英語プレゼンSNS「FIP Talks」が実施した授業の成果と今後の展望

高校生CEOが運営する英語プレゼンSNS「FIP Talks」が実施した授業の成果と今後の展望



2025年の9月、栃木県宇都宮市にある星の杜中学校・高等学校で、生成AIを活用した英語プレゼンSNS「FIP Talks」の授業が行われました。このSNSは、世界中の中高生が英語で3〜5分のプレゼン動画を投稿し合うクローズドなプラットフォームです。

この授業には、星の杜中学校・高等学校の高校2年生33名が参加しました。授業は9月12日と19日の2日間に渡って実施され、各日で2時間、計4時間となりました。生徒たちは対話型AIを使用し、英語原稿の作成からスライドのテンプレート作成、録画、投稿、そして相互視聴とコメントまでを一貫して体験しました。その結果、授業内だけで13本ものプレゼン投稿が実現しました。

成果と生徒の声


授業の結果、英語を話す自信は授業前の評価3.9から授業後には5.0に上昇し、生徒たちの自己肯定感の向上が見られました。これに対して生徒たちは、英語を発信することに自信を持てるようになったと語っています。また、アプリケーションについての評価も行われ、使いやすさに対しての意見が集まる中、プレゼン作成の際のAIのサポートが特に好評だったことが分かります。生徒の一人は、「英語が苦手でもAIのサポートがあれば、あまり緊張せずにプレゼンが作れる」と述べています。

担当教員のコメント


授業を指導した西村吉史教員は、「動画を投稿して世界とつながることに対して不安を感じる生徒もいたが、全体的には楽しんで作業していた」とコメントしました。生徒たちは、学びながら自身の内面やアイデンティティを表現する力を身に付けたようです。また、生徒たちがこの新しい授業方法から多くの刺激を受けたことも重要なポイントです。

今後の展望


Artivation株式会社のCEOであり高校生でもある中田涼介氏は、「FIP Talksは、好きなことを英語で発信し、仲間と安全につながるための学びのSNS。今回の授業結果を基に、サービスの大規模リニューアルを行い、国内外での提携校獲得を目指していきたい」と意気込みを語りました。特に、UI/UXの改善や使い勝手の向上は今後の大きなテーマとして視野に入れています。

FIP Talksは、参加する中高生たちに新たな学びの機会を提供し、能動的に英語を使うことの楽しさを引き出す素晴らしいプラットフォームとして、これからの展開がとても楽しみです。今後、プラットフォームの普及にともない、さらなる国際的な交流が生まれることが期待されます。

学校法人の理念


星の杜中学校・高等学校の校長、小野田一樹氏は、「このFIP Talksには、グローバル、探究、デジタルといった本校の教育理念に即した要素が含まれているため、導入を決定しました」と強調しました。教育現場での新たな価値創造に向けて、FIP Talksは大きな一歩を踏み出しています。

今後もFIP Talksの発展と多くの生徒たちの成長が楽しみでなりません。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

会社情報

会社名
Artivation株式会社
住所
東京都大田区池上1-12-13
電話番号
070-7793-0524

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。