青森の美しい伝統工芸風鈴を模した新作傘が登場
青森県の伝統工芸品「津軽びいどろ」をモチーフにしたユニークな傘が、フェリシモのユーモア雑貨ブランド「YOU+MORE!」から新たに発売されます。このプロジェクトは、青森に根ざした文化を表現し、全国にその魅力を発信することを目的としています。
フェリシモの新しい試み
新作傘は「ガラスの音色が降りそそぐ 青森の伝統工芸 津軽びいどろの風鈴傘」と名づけられ、2023年3月19日からウェブ予約販売が開始されました。青森の美しい色彩と透明感が特徴の「津軽びいどろ」風鈴を模したデザインは、一見するとただの傘とは思えない魅力を持っています。傘のフォルムは風鈴を基にした丸みを帯びた形状で、雨の日でも幻想的な雰囲気を演出します。
デザインには、地元の人気アイドルグループ「りんご娘」の新曲「硝子のリンゴたち」とのタイアップもあり、商品がモチーフとなったPVの衣装も制作されました。この取り組みは、青森と神戸の美しさを結びつけるプロジェクト「青森・神戸共創ビジネス推進事業」の一環として位置づけられています。
二つのデザイン
今回の傘は「ねぶた」と「あおもりの海」という2種類のデザインで展開されます。
1.
ねぶた傘
「ねぶた」デザインは、青森の伝統的な祭り「ねぶた祭」の色彩や熱気をそのまま再現した、鮮やかな傘です。8色のガラスからなる美しい表情が、空に広がる様子を楽しむことができます。
2.
あおもりの海傘
「あおもりの海」デザインは、青森の豊かな海と空を表現した深いブルーの傘です。傘を広げると、らせん状の美しい模様が目を引きます。
両デザインとも、ガラスの繊細さをも表現したイラストで細部にまでこだわった仕上がりになっています。
・
価格: 各2,500円(税別)
この透明な傘は、ワンタッチで開けるジャンプ式を採用しており、持ち手部分はクリアな仕様で、洗練されたデザインが特徴です。
津軽びいどろについて
「津軽びいどろ」は、漁業用の浮玉を作る技術を応用して生まれた青森の伝統工芸品です。青森の四季折々の美しさを、多彩な色ガラスで表現し、その美しい色合いが特長です。今回の傘の発売に伴い、同日に「ねぶた風鈴」も発売となります。
フェリシモの60周年記念事業
本商品は、フェリシモの60周年記念事業の一環としても位置づけられています。この特別なアイテムは、伝統工芸を未来へとつなぐ重要な取り組みとしても評価されています。
まとめ
青森の伝統工芸品「津軽びいどろ」をモチーフにした傘は、雨の日も楽しく彩りを添えるアイテムとして全国の方々に愛されることでしょう。青森の文化が広がる中、このような新しい形での表現が今後も期待されます。
「ガラスの音色が降りそそぐ 青森の伝統工芸 津軽びいどろの風鈴傘」は、全国の皆さんに青森の魅力を伝える一助となるでしょう。