焼肉店からの新提案！肉を使わない焼肉弁当の挑戦

焼肉赤身にくがとうが、新たなプロジェクトを立ち上げました。その名も「裏にくがとう」。このプロジェクトの目玉は、肉を一切使用しない「肉じゃない焼肉弁当」です。焼肉店が開発したという珍しいこの弁当の誕生背景と、その狙いについてご紹介します。

赤身肉を愛する焼肉屋の理念

「赤身にくがとう」は、5年前に東京の人形町で開店した焼肉店です。牛肉を中心に特化したメニューを提供し、お客様に心から楽しんでもらうことを目指しています。店舗の選び抜かれた食材と、その工夫から多くのファンを獲得し、現在では東京をはじめ、千葉、名古屋、青森に展開中です。

店名の由来は「にく」と「ありがとう」を組み合わせた造語で、命ある肉とその背後にいる全ての人に対する感謝の気持ちを込めています。安定した人気を誇る焼肉屋から、誰もが楽しめる新たな挑戦に踏み出すことになりました。

ヴィーガンのニーズに応えるプロジェクト

新たにスタートした「裏にくがとう」は、焼肉を愛するがために生まれたヴィーガンプロジェクトです。店を訪れるお客様から、ヴィーガンメニューに対する要望を受けて、肉を食べられない方が楽しめる料理を作りたいと考えました。そこで、肉を使わずに肉の美味しさを表現できる弁当やスイーツの開発が始まりました。

「肉じゃない焼肉弁当」では、大豆ミートやおからこんにゃくを使用し、一切の動物性食材を排除。豆乳ベースのマヨネーズとの相性も抜群です。肉が入っていないとは思えない美味しさと食感を追求しています。

さらに、「肉じゃない焼肉グラノーラ」と呼ばれる新しいスイーツも登場。小麦粉や白砂糖、卵、乳製品を使用しないグルテンフリーのおやつとして開発されました。このアイデアは、一般的に焼肉味のスナックに使用される焼肉のたれというフレーバーを生かされながらも、ヴィーガン対応のバージョンを目指した斬新なものです。理念に共感した「Organic Planet」との協力により、実現しました。

新しい食体験の提供へ

さらに、目を引くのは「肉じゃない肉アイス」。見た目は肉のようだが、実際にはまったく異なる食感と味を持つ、楽しい驚きのスイーツです。特別な日のプレゼントやサプライズとしてもピッタリです。

「裏にくがとう」プロジェクトは、肉を愛する焼肉屋だからこそ成し得る挑戦。牛に対するリスペクトを持ちつつ、多様な食のスタイルに対応し、すべてのお客様に喜んでいただけるようなメニュー作りを進めています。これからますます進化し、実際の店舗での提供も視野に入れています。ヴィーガンという言葉がまだ身近でない方々にもこのプロジェクトを知っていただき、さらなる日本の食文化の発展に寄与できるよう頑張ります。

今後の展開に是非注目していきたいですね！