第8回 塗料・塗装設備展 - COATING JAPAN - について
2025年11月12日から14日、千葉県の幕張メッセで開催される「第8回 塗料・塗装設備展」では、岩崎電気がその革新的な技術を披露します。このイベントは、日本国内の塗料業界にとって重要な機会となり、さまざまな企業の最新技術が一堂に会する場として注目されています。
岩崎電気のブースでの展示内容
岩崎電気は、UV塗料、UVインキ、UV接着剤の瞬間硬化に最適な「UV-LED照射装置 L-cureシリーズ」の実機デモを行います。これにより、来場者はその性能を直接確認することができます。さらに、水銀フリーの「エキシマ照射装置」や、UV照射実験施設「EYE-UV Labo」の活用法についても説明する予定です。
UV-LED照射装置 L-cureシリーズ
この装置は、LEDタイプの搬送付き照射装置で、材料開発や生産に最適です。シンプルな操作性で高い使いやすさを誇り、単一波長や混合波長(280nmや365nmなど)の搭載も可能です。照射方式はステージリターン式とコンベア式の2タイプがあり、それぞれの用途に応じて選択できるのも大きな魅力です。
混合波長UV-LED照射装置
岩崎電気は、異なる波長を集めた混合波長UV-LED照射装置も展示します。光学技術を応用し、集光点からの照射距離を離しても高照度を維持。異なる主波長のLEDを組み合わせて、同時に照射することが可能で、最大で4つの波長を一度に使用できるため、さまざまなアプリケーションに対応します。
エキシマ照射装置
この装置は、水銀フリーの光源を使用し、172nmの高エネルギーを照射することで表面改質を行います。瞬時に点灯・消灯が可能なため、効率的な表面処理が期待できます。表面改質・洗浄・接着力向上など、幅広い用途に対応可能なことが特長です。
電子線(EB)照射装置
最後に紹介するのは、熱に弱い基材にも適応可能な電子線(EB)照射装置です。溶剤を使用しないため、環境負荷も低減され、高速かつ高品質な印刷が実現します。コンパクトで軽量なデザインは実験室への移設を容易にし、安全性を考慮した設計になっています。
事前登録とイベント概要
展示会の入場は無料ですが、来場者は事前登録が必要です。入場時間は午前10時から午後6時までで、最終日は午後5時に終了します。
- - 会期: 2025年11月12日(水)~14日(金)
- - 場所: 幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
- - 岩崎電気ブース番号: 39-52(7ホール)
参加登録は
公式サイトから可能です。塗料業界の未来を形にするこの機会をお見逃しなく!