未来の食スタイルを提案！完全陸上養殖さばとその魅力

近年、持続可能な食材の重要性が増している中、「完全陸上養殖さば」が新たな注目を集めています。このプロジェクトを推進するフィッシュ・バイオテック株式会社は、2017年に設立され、サバの養殖に特化した企業です。現在、同社は、アニサキスを含まないサバを、環境に配慮した飼料で育成することを目指し、閉鎖循環型の陸上養殖施設で研究を重ねてきました。

陸で新鮮なサバを育てるこの手法は、漁業資源が減少する現代において、非常に先進的かつサステナブルなアプローチとして評価されています。実際、この養殖サバは、天然の水産資源を直接侵害することなく、安定した供給が可能となるため、今後の食文化も変わる可能性を秘めています。

さらに、もう一つの注目すべき存在が、さば料理専門店「SABAR」です。この店舗では、サバの魅力を広めることをミッションとして掲げており、38種類のサバ料理を提供しています。「食べる」、「楽しむ」、「体験する」という3つをコンセプトにしたこのお店は、おしゃれでユニークなインテリアが特徴です。そして、毎年3月8日には「サバの日」と題し、様々な特典を用意したイベントも盛り上がりを見せます。

例えば、38歳の誕生日を迎えるお客様には半額の特典があったり、その日に生まれた方には特別サービスが提供されるなど、ユニークで親しみやすいアプローチでサバのファンを増やしています。

最近では、あさイチ番組でも取り上げられ、豊中の養殖場での新鮮な水揚げを行う特別イベントが開催されました。その中では、「下町のサバ」を限定価格で提供し、多くのサバファンが訪れるなど、注目を集めました。

このように、フィッシュ・バイオテックの技術とSABARの魅力的な料理が組み合わさることで、サバという食材が新たな光を浴びています。今後も、陸上養殖という手法の普及や、サバ料理の新たなスタイルが展開されていくことに期待が寄せられます。私たちの食卓に新しい風を吹き込む、完全陸上養殖のサバに是非ご注目ください！