ワーホリ人気職業
2015-07-10 13:17:03
2015年度ワーホリ人気職業ランキングで浮かび上がる新しい仕事の可能性
新たな自分を発見するチャンス、2015年度ワーホリ人気職業ランキング
一般社団法人日本ワーキング・ホリデー協会(JAWHM)が発表した2015年度のワーホリ人気職業ランキングが注目を集めています。このランキングは、ワーキング・ホリデー制度を利用する若者たちが海外での生活をどのように描いているかを示すもので、参加者のアンケートを基に集計されました。
ワーキング・ホリデー制度の魅力
ワーキング・ホリデー制度は、日本とオーストラリアの間で1980年に始まり、現在では14カ国に広がっています。18歳から30歳の日本国民は、1〜2年の間に海外で就業や就学をしながら自由に生活できる点が、この制度の大きな魅力です。この制度を利用することで、留学ビザや就労ビザとは違い、学びながら働くことが可能なのです。
最近は、リーマンショック後に減少していた渡航者数が増加しており、2013年度には20,845人のVISAが発給されました。これは、ワーキング・ホリデーが新しい自分を発見する素晴らしい機会であることを示しています。
人気の職業トップ3
2015年のランキングで、特に注目された職業を見ていきましょう。
第1位:カフェ店員
オーストラリアのカフェ文化は特に豊かで、カフェ店員の職業は多くの若者に人気があります。カフェでの仕事は、単なる接客ではなく、現地の習慣や言葉、アクセントに触れることができる貴重な経験を提供します。また、バリスタ資格を取得するためにカフェでの経験を積む留学生も増加しています。
第2位:日本食以外のレストランの店員
海外で語学を学ぼうとする中で、日本語の多い日本食レストランではなく、現地の食文化に触れる日本食以外のレストランが人気を集めています。様々な業務を経験し、新たな文化との出会いはもとより、チップ制の国であれば収入も期待でき、やりがいある職業と言えます。
第3位:ファーム(農場)
驚くべき点は、ランキング第3位にファームが選ばれたことです。オーストラリアでは、ファームでの就業によりワーホリビザを2年間延長できる特典があり、多くの若者にとって魅力的な選択肢となっています。ここで得られる経験は、海外でのネットワークづくりにも役立ちます,ただし、仕事量や収入は季節ごとに変動するため、事前の情報収集が必要です。
賃金状況と環境の良さ
興味深いことに、オーストラリアの最低賃金は時給約1500円で、繁忙期には更に収入が見込めます。ハミルトン島など観光地では、時給が$30、祝日には$50という高賃金が期待でき、特別なスキルを持った人には魅力的な仕事が用意されています。
ワーキング・ホリデーの自由な生活
ワーキング・ホリデー制度は、観光ビザや留学ビザとは異なり、自由度が高い点が大きな魅力です。様々な国の文化や生活様式を体験しながら、仕事を通じて自分自身を再発見できる機会が多数あります。
日本ワーキング・ホリデー協会は、ワーホリ制度の普及に向けた活動や情報提供を進めています。若者たちが新しい自分を見つける手助けをするための努力は、今後も続けられていくでしょう。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人 日本ワーキング・ホリデー協会
- 住所
- 東京都新宿区西新宿1-3-3品川ステーションビル新宿5階 507
- 電話番号
-
03-6304-5858