アスエネとForbes JAPANが共催した世界のGX戦略を探るフォーラム

NEXT GX STREAM Forum 2025の様子

2025年8月28日、東京のTOKYO NODEで、アスエネ株式会社とForbes JAPANが共催した「NEXT GX STREAM Forum 2025」が開催されました。このフォーラムでは、産官学のリーダーが集まり、グリーントランスフォーメーション（GX）をテーマに議論を交わしました。参加者は、日本から世界をリードするための戦略や技術革新について意見を交換しました。

セッション1: GX Global Challenge

初めのセッションには、Terra Chargeの徳重氏とアスエネの西和田CEOが登壇しました。モデレーターにはForbes JAPAN編集長の藤吉氏が務め、以下のテーマが議論されました。

- GX市場の最近の動向
- 海外における政策変動への対応
- グローバル展開の意義
- 日本企業がGXで勝つための条件

西和田CEOは、短期間でのM&Aの実行力とチームのグローバル経験が必要だと強調しました。一方、徳重氏は経営者の迅速な意思決定が必要不可欠であると述べました。

セッション2: The Future of GX

続いてのセッションでは、JERA Crossの大杉氏やつばめBHBの中村氏などが登壇し、GXを通じて生まれる新たなビジネス機会について幅広く議論しました。

- 脱炭素戦略の具体例
- 再エネルギーの供給と脱炭素化
- クリーンエネルギー市場の拡大

全ての登壇者は、異なる立場のプレーヤーが協力してGXエコシステムを構築することの重要性に言及しました。

セッション3: GX Co-Creation

最終セッションでは、産官学連携の重要性がテーマとされ、JEPLANの岩元氏や経済産業省の潮氏らが意見を交わしました。

- 今後のGX戦略
- 企業の情報開示の重要性

岩元氏は「循環型ものづくりを定義するチャンス」と述べ、潮氏は官民の協力が不可欠であると訴えました。

フォーラムの意義

このフォーラムは、気候変動に対する企業の責任が高まる中で、日本のGX推進に向けた重要なステップとなりました。企業がGXを成長の源泉として捉え直すことが求められています。アスエネは今後もGXに関連する情報を発信し、社会の意識改革を促していく計画です。また、2025年10月にはForbes JAPANの別冊が発刊予定で、具体的なGX戦略やビジョンについて深く掘り下げる内容が含まれる予定です。