近年、製造業において省配線や分散配置(リモートI/O)の重要性が増しています。装置の小型化、レイアウト変更の柔軟性、保守性の向上を目的とし、特にロボット制御や精密加工装置では、これらのニーズが一層高まっています。省スペース化や配線コストの削減が不可欠であり、EtherCATを利用した高速フィールドネットワークが広がりつつあります。
しかし、高精度な同期制御や低遅延を要求される現場では、制御精度を優先するあまり、過剰な機能を持つマスタやI/Oを選定してしまうことが少なくありません。特に、DC同期(Distributed Clocks)の活用には専門知識や検証環境が必要ですが、これが不足していると「余裕を持たせる」選択がコストの膨張を招くことになりかねません。
例えば、次のような悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。「DC同期の設定が難しそうで手を出せない」「高精度制御を追求した結果としてコストが想定以上に増えてしまった」「リモートI/Oに対する遅延の不安から、結局使用を断念して配線が複雑化してしまった」など、まさに悩ましい状況と言えます。現在必要とされているのは、必要な性能をコストを抑えた構成で実現できる「ちょうどいい」選択肢です。
この度開催されるウェビナーでは、ロボットや精密加工など遅延が許されない高精度制御の導入方法について、具体例を交えながら解説します。紹介されるのは「EtherCAT対応 CONPROSYS® nanoシリーズ」で、DC同期に対応し、誤差1µs以内の高精度なI/O同期を実現します。この製品は、4/8スロット構成で、必要最小限のI/Oをシンプルに組むことが可能です。
セミナーでは、DC同期の基本的な理解から実装時の留意点、なぜリモートI/Oでも高精度制御が可能なのか、そして過剰設計を避けてコストと性能を両立させるための考え方についても分かりやすく説明される予定です。
このセミナーは以下の方々に特にお勧めです。高精度制御が必要だが構成やコストに悩む方、リモートI/Oを活用したいが遅延や同期精度に不安がある方、ロボットや精密加工装置の制御設計に携わる方、そしてEtherCATやDC同期をこれから本格的に活用したい方などです。
主催は株式会社コンテック、共催には株式会社オープンソース活用研究所とマジセミ株式会社が名を連ねています。また、マジセミ株式会社は今後も参加者にとって有意義なウェビナーを提供していく予定です。詳細や参加申し込みについては、マジセミのウェブサイトをご覧ください。