大掃除とリサイクル
2015-12-21 12:00:01
主婦の大掃除とリサイクル意識に関する調査結果
大掃除の実態とリサイクル意識
2016年の大掃除に関する調査が、日本製紙連合会によって実施されました。本調査では、20代から60代の主婦300人を対象に、大掃除の実施予定や、リサイクルに対する意識について探りました。以下に、調査結果を詳しく見ていきましょう。
大掃除は6割が実施予定
調査によると、全体の63%の主婦が大掃除を行う予定であることがわかりました。その中で、いつ行う予定かを聞いたところ、60.8%が「12月前半」に、23.3%が「クリスマス前」に行うと答えました。さらに、大晦日に大掃除をする予定の人はわずか2.6%で、多くの主婦ができるだけ早く掃除を済ませたいと考えていることが伺えます。
誰と行う?
大掃除を誰と行うかについての回答では「夫と一緒に」と答えた主婦が58.2%を占めました。年代別に見ると、年齢が上がるにつれて、夫婦で掃除を行う家庭が多くなる傾向が見られました。一方で、20代の主婦の54.5%は「1人で行う」と回答しており、独立した行動が目立つ結果となっています。また、子どもと一緒に掃除をするのは主に30代や40代の主婦に多いこともわかりました。
リサイクル意識の高さ
大掃除の際に最もリサイクルしたいものとしては「段ボール」が43.9%を占め、次いで「衣類」や「ペットボトル」が挙がりました。特に20代の主婦は、リサイクルに対する意識が非常に高く、「ペットボトル」と「缶」のリサイクルを希望する声が平均を大きく上回りました。
紙のリサイクル状況
紙のリサイクルについての質問では、「特に何もしていない」と答えたのはわずか2.7%で、93.3%の主婦が新聞や雑誌、段ボールを分別して回収日に出しているという結果が出ました。また、50.7%の主婦が「チラシの裏面を使う」といった方法で紙の使用を減らす努力をしていることがわかります。
年代による意識の違い
年代によって紙の使用に関する意識には明確な違いが見られました。20代では「プリンターの印刷を控える」との回答がわずか5.6%に留まったのに対し、60代では49.0%の人が控えていると答え、明らかな意識の差が浮き彫りになりました。また、20代では、紙の使用を減らすことに特に気をつけていないと答えた人が38.9%にも及び、他の世代と比べると意識が低いことが示されています。
まとめ
この調査からは、主婦たちの大掃除への取り組みやリサイクル意識の違いが明らかになり、特に20代におけるリサイクル活動の活発さが際立っていることがわかりました。今後、世代を超えたリサイクル意識の浸透が期待されます。
会社情報
- 会社名
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日本製紙連合会
- 住所
- 東京都中央区銀座3-9-11紙パルプ会館
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