田村琢郎のアート展示が京都の蔦屋書店で開幕
2024年10月2日、水曜日から2025年1月16日まで、京都市下京区の京都 蔦屋書店にて、アーティスト田村琢郎の新作展が開催される。5Fのアートショーケースでは、田村が注目している「アスファルト」をテーマにした作品が展示され、日常生活に潜む新たな視点を提案する。展示される作品の中には、2024年制作の《Cracked Street Plant 6058》という作品も含まれており、アスファルトや陶器、FRP、鉄などの素材が巧みに用いられている。
田村琢郎とは?
田村琢郎は、1989年に大阪府で生まれ、2016年に京都芸術大学を卒業。その後、名和晃平率いるアーティスト集団SANDWICHでのアシスタントを経て、東京を拠点に活動を続けている。彼の創作スタイルは、身近な素材を使い、日常に眠っている新たな視点を引き出すことに重点を置いている。
アスファルトへの眼差し
近年、田村はアスファルトに着目した作品制作を行っている。普段何気なく歩いている道の素材を選ぶことで、私たちが見逃している美しさや意味を再考させる試みだ。アスファルトをベースに、植物や鉢植えをモチーフとしたシリーズを展開する中で、アスファルトが持つ独特な質感とそれに生える植物との対比が、観覧者に深い印象を与える。
特に、今展では新作として7点の作品が展示される予定で、今までにない形状の鉢や植物が登場し、従来のアートの枠を超えた新たな発見が期待される。
展示作品の販売について
展示された作品は、会期初日である10月2日(水)から、京都 蔦屋書店の店頭で販売が開始される。また、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」でも、10月16日(水)12:00から1月16日(木)20:00までの期間限定で販売される。なお、プレセールスの進行具合により販売が早期に終了する可能性もあるとのことなので、早めのチェックが推奨される。
アートを身近に感じる場
京都 蔦屋書店は、アートや文化に触れられる場として、日本国内外のアーティストや多彩な書籍を取り扱っている。また、65席のSHARE LOUNGEでは、居心地の良いスペースでカフェやイベントとしても利用できる。地域の人々や観光客にとって、アートと日常が交差する場所になっている。
展覧会の詳細情報
会期: 2024年10月2日(水)~2025年1月16日(木)
時間: 10:00~20:00
場所: 京都 蔦屋書店 5F アートショーケース
入場: 無料
問い合わせ: 075-606-4525
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アート好き、田村琢郎のファン、そして新しい視点を楽しみたい人々にとって、必見の展示となるだろう。日常生活の中に潜む美しさと、その再認識を促す田村の作品に、ぜひ足を運んでみてほしい。