国産食肉シンポジウム2024：食卓に届くための知恵を探る

国産食肉シンポジウム2024のご案内

2024年11月23日、東京都中央区にあるTODA HALL & CONFERENCE TOKYOホールBにて、「国産食肉が食卓に届くために〜畜産の今価格を考える〜」をテーマにしたシンポジウムが開催されます。このシンポジウムは、公益財団法人日本食肉消費総合センターが主催します。

現在の畜産業を取り巻く環境

近年、世界的な食料需要の急激な増加や気候変動の影響、さらにはウクライナ情勢による食料供給の不安定化が進行しています。そのため、日本国内の畜産業も厳しい状況に置かれています。特に飼料価格の高騰は、畜産経営にとって大きな負担となっています。こうした背景を踏まえ、国産食肉を取り巻く現状を理解し、解決策を模索するための場を提供することが、このシンポジウムの重要な目的です。

シンポジウムの詳細

シンポジウムは13:30に始まり、基調講演とパネルディスカッションが行われます。基調講演では、東京大学大学院農学生命科学研究科長の中嶋康博氏が話をし、畜産業の現状や今後の展望について語っていただきます。

また、パネルディスカッションには、農林水産省や大学の専門家が参加し、さまざまな視点から議論を展開します。司会は農ジャーナリストの小谷あゆみ氏が務め、参加者にわかりやすく内容を届ける予定です。特別ゲストには元体操日本代表の田中理恵氏が登場し、話題をさらに盛り上げます。