メシウス株式会社、DioDocsの新たなバージョンを発表
2024年10月23日、メシウス株式会社が開発支援APIライブラリ「DioDocs for Excel」と「DioDocs for PDF」の最新バージョン「V7J SP2」をリリースすることを発表しました。この新バージョンは、ユーザーからの要望を積極的に反映した機能が多数追加されています。特に注目すべきは、DioDocs for Excelに搭載された新しい「ゴールシーク機能」です。
新機能「ゴールシーク」
ゴールシーク機能では、特定の計算結果を設定し、その結果を得るために逆算して必要な値を導き出すことができます。従来の方法では、複雑な数式の作成が求められていましたが、この機能を利用すれば、簡便に目標利益や必要な人員数を算出することが可能です。これにより、ビジネスシーンにおけるデータ分析がより簡易に行えるようになります。
(G) Golf Seek新機能によって、業務効率の向上が期待されています。
その他の新機能
さらに、DioDocs for Excelには他にも多くの機能強化が行われています。ピボットテーブルへのフィルタ機能の強化や、帳票テンプレートにおけるデータのフィルタリング機能が追加され、ユーザーはより柔軟にデータを扱うことができます。
一方で、DioDocs for PDFも進化を遂げています。特に「PDFドキュメント内の画像の削除機能」は、指定した特定の画像を選んで削除できるようになり、より効率的なドキュメント管理が可能になりました。従来の方式と比べ、必要な情報だけを残すことができるため、利便性が向上しています。
WebAssemblyに基づく新PDFビューワの導入
さらに注目すべきは、WebAssemblyベースのPDFビューワが新たに追加されたことです。この技術を用いることで、クライアントサイドのみでPDF編集ができるようになりました。従来は、サーバーサイドのAPIが必要でしたが、これによりユーザーはよりスムーズにドキュメントの編集を行えます。
DioDocsについて
DioDocsは、Microsoft ExcelやAdobe Acrobatなどの他ソフトウェアに依存しない軽量且つ高速なAPIライブラリです。C#やVB.NETから直感的に使用できるため、多様な業務アプリケーションにおいてExcelやPDFファイルの生成や編集が簡単に実装可能です。
新バージョン「V7J SP2」は、10月23日から販売開始され、初回開発ライセンスが374,000円(税込)で提供される予定です。メシウスは、ソフトウェア開発支援ツールの開発・販売に注力しており、DioDocsを通じてさらなる業務改善を目指しています。
会社概要
メシウス株式会社は、1980年に設立され、本社を仙台に置いています。ソフトウェア開発支援ツールの専業企業として、国内外で堅実に事業を展開。最新技術を駆使して、開発者に寄り添ったサービスを提供しています。多様な業種のニーズに応えるため、APIライブラリの開発に力を入れており、今後もさらなる製品改善を進めていく予定です。
最後に
新たにリリースされるDioDocs V7J SP2は、特定の利用シーンにおけるニーズを満たすための機能が多数搭載されています。このような進化を遂げた製品をご活用いただき、業務効率化の一助として得ていただければ幸いです。