ラグタグがCFCLに買取スキームを提供開始!
ラグタグは、2025年5月下旬からニットウェアブランドCFCLに衣料品の買取スキームを提供することになりました。この取り組みは、昨年から進められている自社以外への買取スキーム拡張の一環であり、企業と顧客の双方から高まる二次流通市場のニーズに応えるものです。
二次流通市場のニーズの高まり
現代のファッション業界では、持続可能性への関心が高まり、衣料品の循環利用が重要視されています。「ラグタグ」は年間80万点の買取実績を持ち、その専門性を生かして、ブランドの価値をしっかりと評価し、効率的な買取を実現するプラットフォームを提供しています。これにより、一次流通企業が簡単に商品の循環を行える仕組みが整えられています。
CFCLとの提携について
CFCLとの新たな提携により、ラグタグは買取の申し込みから査定、支払いまでを一手に担当します。この買取サービスは、CFCLの専用オンラインページ(
こちら)で利用可能で、修復されたアイテムは2025年9月に東京都港区の「CFCL TAKANAWA」店舗で販売される予定です。
この取り組みは、去年5月にスタートしたパタゴニアの「Worn Wear買取プログラム」に続くもので、ラグタグは今後も循環型ファッションを推進する企業活動を続けていく考えです。
CFCLについて
CFCL、すなわち「Clothing For Contemporary Life」は、現代生活に適した衣服を提供することを目的としたブランドです。彼らは3Dコンピューター・ニッティング技術を核に、時代に左右されない衣服の生産を追求しています。このブランドは、機能性、環境への配慮、素材選び、透明なサプライチェーンといった要素を大切にしており、実験的な姿勢を持ちながら人々のニーズに応える製品を提案しています。
「ラグタグ」の取り組み
1985年に原宿で初めて店舗をオープンしたラグタグは、現在全国で24店舗を展開しています。豊富な商品ラインナップに加え、全商品をオンラインでも購入できる仕組みも整えています。特にデザイナーズブランドの取り扱いに力を入れ、多くのファッション愛好者から支持を得ています。
買取スキームの強み
ラグタグの買取プロセスは、ファッション知識豊富なバイヤーが行います。在籍するバイヤーの平均経験年数は10年以上と豊富で、専門性の高い評価を受けられるのが特徴です。また、買取商品は1点1品番管理され、効率的な在庫管理を実現しています。
加えて、オンライン・オフライン両方での販路を活用することで、ラグタグは新しいファッションの提案を行うことができます。これにより、企業は在庫リスクを負うことなく顧客のクローゼットの循環を促進することが可能となります。
株式会社ティンパンアレイの概要
「ラグタグ」を運営する株式会社ティンパンアレイは、東京都品川区に本社を置き、1985年に設立されました。代表者は平野大輔氏で、ラグタグ店舗は現在24店舗を展開しています。彼らの公式ウェブサイトからもラグタグの多彩な商品を享受し、サステナブルなファッションの選択肢を見つけることができます。
公式サイト:
ラグタグ
このように、「ラグタグ」の新たな取り組みはファッション業界に新風を巻き起こすことでしょう。今後の展開にもぜひご注目ください。