三好桃加の個展「仁王像たちのオフの日 2025・秋」開催
彫刻家の三好桃加による個展「仁王像たちのオフの日 2025・秋」が、2025年10月15日から28日まで東京都千代田区の大丸東京店10階 ART GALLERY1で開催されます。本展では、仏教文化が日常から薄れつつある現代において、仁王像たちが「オフの日」を楽しむ様子が描かれています。
仁王像たちの新しい一面を発見
日常生活の中で、仏教文化が失われつつあることに暗い気持ちを抱くことが多かった三好桃加。しかし、彼女はその現象を少し違った視点から捉えました。「豊かになった現代は祈る必要がない、穏やかな世の中になった証拠だ」と彼女は考えました。
仁王像たちがゆったりと休むことで、私たちも同じように自分自身を見つめ直す時間を持てるのではないかという思いを込めて、彼女は作品を制作しています。展示される仁王像たちは、モンブランやエクレアを楽しむ姿で、観る人にもリラックスした感覚を与えてくれます。
展覧会の詳細
展覧会は10月15日から始まり、最終日は28日までとなっています。営業時間は毎日10:00から20:00、最終日は16時まで。作品の販売については、10月15日より抽選申し込みがスタートします。彼女の作品に触れることができるこの機会をお見逃しなく。
また、展示される作品は、日常生活に余裕を持たせるためのメッセージを込めて制作されており、デジタル時代の現代人が少し立ち止まり、自分を見つめ直すことができるよう促してくれます。
三好桃加のプロフィール
三好桃加は、1996年に香川県で生まれました。東京藝術大学を卒業し、最近は多くの展覧会で注目を集めています。受賞歴には大学時代の美術学部杜の会杜賞や、卒業制作での三菱地所賞があります。2023年には自身の最初の個展を開催し、以降も活発に活動しています。
これからの活動
彼女は物語のある仁王像たちを通じて、現代社会における仏教文化の新しい楽しみ方を提案し続けています。今後も様々な展示への参加を予定し、さらなる活動が期待されています。彼女のInstagramやX(旧Twitter)でも最新情報を発信中ですので、ぜひチェックしてみてください。
詳しい情報は大丸東京店のウェブサイトをご覧ください。
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