石川県七尾市で7月26日から28日まで、待望の「ビタミンちくわ復活祭」が行われます。2023年1月に発生した能登半島地震により、スギヨの北陸工場が甚大な被害を受け、約5か月間の操業停止を強いられていました。しかし、今年の5月末に生産が再開し、復活祭を通じて地域への感謝の気持ちを伝えるとともに、能登の復興への決意を表明します。
この復活祭は、地元の商業施設「パトリア」で開催され、スギヨが誇るビタミンちくわを中心とした多彩なメニューが提供される他、様々なアクティビティ企画が用意されています。特に27日には、バルーンパフォーマンスやキッズダンスなど、子供たちも楽しめるプログラムが盛りだくさん。
具体的には、会場では「ビタミンちくわ一色」の料理が楽しめるほか、アート体験として「ビタちく星人を作ろう!」や「バルーンでビタちくワンを作ろう!」の体験も用意されています。この他にも、ビタミンちくわの歴史についての講座もあり、参加者は地域の食文化の理解を深めることができます。
さらに、長野県でもビタミンちくわの販売再開に合わせて復活祭が行われ、地元の食文化を次世代に継承するための企画も実施されています。その一環として、「信州ビタちく‐1グランプリ」が開催され、参加者からビタミンちくわのおすすめの食べ方を募集しています。
ビタミンちくわは1952年に登場し、以来、地元石川で作られながらも約7割が長野県で消費されるなど、長野県民にも愛されてきました。海がない長野からも支持を受ける理由は、栄養価の高いサメを用いたその味わいにあります。
復活祭の詳細については、スギヨの特設サイトで確認できます。復活の喜びを地域全体で分かち合い、能登半島の復興に向けた一歩を踏み出すこの機会に、ぜひ皆さん足を運んでみてください。新たなビタミンちくわの魅力に出会えること間違いなしです!