エンゲージメント経営
2022-06-10 11:00:13

東南アジアのHRコンサルタントがエンゲージメント経営をリード

東南アジアに特化した人事コンサルティングの現在



東南アジア地域における人事コンサルティングの最前線を行くAsian Identity社が、株式会社リンクアンドモチベーションとの業務委託契約を締結し、タイを中心としたエンゲージメント経営の推進を発表しました。この連携により、両社は協力して企業の組織変革を支援し、従業員のエンゲージメントを高めることを目指します。

Asian Identity社の展開



Asian Identity社は、2014年に設立され、東南アジア特化の人事コンサルティングファームとして成長してきました。彼らは「Asia is One」というスローガンのもと、地域の多様な人々の調和を目指し、強い組織作りをサポートしています。同社は特に日本企業に焦点を当て、多国籍なチームを活かして多様なニーズに対応してきました。その結果、数多くのクライアントの変革を実現しています。

近年、東南アジアにおいては所得水準や教育水準が向上する中で、優秀層を中心に「やりがい」を求める傾向が強まっています。これは従業員エンゲージメントの重要性を高め、企業はその対策を急ぐ必要が出てきています。

リンクアンドモチベーション社による新たな視点



リンクアンドモチベーション社は、東京証券取引所プライム市場に上場しており、特に「モチベーションクラウド」と呼ばれる従業員エンゲージメント向上のためのクラウドサービスを提供しています。このサービスは組織の現状を可視化し、さらには組織の変革をサポートすることができます。2016年の発売から、同社は着実に市場でのシェアを拡大しており、数々の評価を受けています。

同社は、人的資本に関する情報の開示基準であるISO30414を日本・アジアで初めて取得するなど、業界の最前線を行く取り組みを続けています。このような背景から、リンクアンドモチベーション社は、東南アジアにおける人的資本経営の重要性を理解し、それに応じた商品展開を進めています。

両社のコラボレーションによる未来



今回の提携により、Asian Identity社の多様性や異文化マネジメントのスキルと、リンクアンドモチベーション社のデータベースと分析技術が融合します。この組み合わせにより、クライアント企業に対して再現性の高い支援が可能になると期待されています。

現在、東南アジアは上意下達の文化が強く、マネジメント層だけが組織変革を担うと考えられています。しかし、この考え方を変え、従業員が主体性を持って経営に関与することが求められています。モチベーションクラウドを活用することで、企業のエンゲージメント状態を視覚化し、経営者と従業員との対話を促進する道が開かれます。

今後の取り組み



両社はすでに、タイでのオンラインセミナー「タイにおけるエンゲージメント経営 ~優秀層に選ばれる経営の秘訣とは?」を開催する運びとなっています。このイベントでは、今回のコラボレーションの趣旨や具体的なサービス展開について詳しく説明する予定です。このような取り組みを通じて、東南アジアにおける組織の成長と変革を加速させていく方針です。

これまでの取り組みをもとに、両社は東南アジア全体の人々や組織に新たな価値を提供し、より意味のある社会の実現に向けて邁進していくことでしょう。

会社情報

会社名
株式会社アジアン・アイデンティティー
住所
東京都中央区日本橋2-3-21群馬ビル6階
電話番号

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