オリックス自動車とセンコーが進める自動運転トレーラー
オリックス自動車、センコー、ロボトラックの3社は、令和7年度に国土交通省が実施する「自動運転トラックによる幹線輸送の社会実装に向けた実証事業」に基づき、初の公道実証走行を開始しました。実証は中継輸送を目的とした拠点「TSUNAGU STATION 浜松」と「TSUNAGU STATION 新富士」の間で行われます。
自動運転トレーラーの重要性
物流業界は、トラックドライバーの不足や輸送能力の低下といった「2024年問題」に直面しています。この背景から、自動運転技術がもたらす可能性は大きく、特に自動運転セミトレーラーはその解決策の一つとして注目されています。特に、トレーラーが積載貨物の交換にも柔軟に対応できる点が大きなメリットです。これにより、輸送効率が大幅に向上することが期待されます。
技術的なハードル
自動運転トレーラーの技術開発にはいくつかの課題があります。例えば、車両全長や連結構造に関連する操舵の複雑さや、車線変更時の安定性制御などが挙げられます。しかし、ロボトラックは独自のAIアルゴリズムを駆使し、これらの技術的ハードルを克服するための開発を進めています。また、センコーとオリックス自動車による実物流オペレーションの検証も進められています。
公道実証走行の内容
今回の実証走行は、新東名高速道路において行われ、高速道路上での安全かつ安定した無人走行技術の確立を模索します。この実証では、ロボトラックの技術によって開発された自動運転セミトレーラーが使用され、トレーラー交換による物流の効率化を検証します。トレーラーの積み込み・荷下ろし作業を走行から分離することができるため、トラクタが他の輸送にすぐに移れるという利点もあります。
今後の展望
オリックス自動車、センコー、ロボトラックの3社は、今回の実証結果をもとに、さらに関東から中部、そして関東から関西へと実証区間を拡大することを目指しています。また、自動運転トレーラーの早期社会実装に向けて、有人区間と無人区間を組み合わせた運行モデルの検証を進める予定です。
各社の役割
- - オリックス自動車: プロジェクトの推進や全体計画管理、事業の採算性試算を担当。
- - センコー: 実証用トレーラーを提供し、発着地点の運営。
- - ロボトラック: 車両システムの開発や走行実証の実施を行います。
お問い合わせ先
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自動運転技術の導入が進む中、物流業界は新しい時代を迎えようとしています。今回の実証走行がその一歩となることを期待しています。