ディスレクシアの子どもに笑顔を!新たなクラウドファンディング冒険
認定NPO法人エッジが、ディスレクシアを持つ子どもたちを支援するためのクラウドファンディングを2025年5月12日から6月30日まで実施します。目指すは300万円の資金調達。このプロジェクトは、レディフォーにて行われ、寄付者には感謝の意を示す多くのリターンがあります。
ディスレクシアとは
ディスレクシアは、普通に読んだり書いたりすることに著しい困難を伴う学習障害です。日本ではおおよそ7~8%の人口がこの障害を抱えているとされ、クラスに2~3人はディスレクシアの子どもがいる計算になりますが、その認知度はまだ十分ではありません。周囲から「怠けている」と誤解され、辛い思いをしている子どもたちもいます。
認定NPO法人エッジの役割
エッジは、ディスレクシアの理解を広め、子どもたちを支援することを目的に25年間活動してきました。しかし、今もなお幼い子どもを育てる保護者や教育関係者の中には、ディスレクシアについて知らない人が多いのが現状です。このため、子どもたちが支援を受けられる環境づくりが求められています。
クラウドファンディングの目的
このクラウドファンディングでの目標は、エンパワメントセンターの設立と当事者同士のネットワーク強化です。エンパワメントセンターは、ディスレクシアの人やその関係者がアクセスしやすい相談スペースで、学習方法を学んだり経験を共有したりできる場所を提供します。これにより、子どもたちがドル役のロールモデルに出会い、互いに支え合うコミュニティを築くことを目指します。
ディスレクシアの子どもにとっての意義
このセンターでは、仲間と共に悩みなどを共有できる空間が提供されるため、子どもたちは自分の苦労を理解し合い、前向きな経験を得ることができます。また、自分より年上のディスレクシアの当事者が活躍する姿を見せることで、将来への希望を持つことができ、次世代にロールモデルを生み出す好循環が期待されています。
リターンの内容
クラウドファンディングはAll-or-Nothing方式で行われ、300万円の目標金額に達しなければ寄付金は全額返金されます。そのため、全力での支援者募集が不可欠です。寄付者には謝意を表す様々なリターンを用意しており、参加者同士の交流や意見交換の場が設けられる予定です。
結び
ディスレクシアの子どもたちが「できた!」と感じる瞬間を共に増やしていくためのこのプロジェクトへの理解と支援をお願い申し上げます。詳しい情報や支援方法については、こちらの
リンクをご覧ください。
認定NPO法人エッジについて
エッジは、ディスレクシアに関する正しい認識を普及させ、支援を提供する非営利法人です。2001年の設立以来、情報普及や支援者の養成などを行い、2024年3月には信頼性を示す「グッドガバナンス認証」を取得しました。会長の藤堂栄子氏は、政府の委員としても活動し、法律にも関与しています。彼らの活動により、多くのディスレクシアの人々がより良い生活を送れる社会の実現を目指しています。