APRIOとマテリアル提携
2025-07-18 13:22:07

英国のサイバーセキュリティ企業APRIOとマテリアルデジタルが提携、新たなリスク管理体制を構築

英国発 サイバーセキュリティ企業の提携



英国ロンドンを拠点とするサイバーセキュリティ企業「APRIO TECHNOLOGIES(アプリオ・テクノロジーズ)」は、最近、デジタルマーケティング全般に関するコンサルティングを行う「マテリアルデジタル」と業務提携を結ぶことを発表しました。これにより、APRIOのサイバーリスクデューデリジェンスツール『Cyber Insight Portal』が日本市場に進出することが期待され、企業のセキュリティ対策のさらなる強化に繋がる事が期待されています。

提携の内容と目的



新たな提携の核心には、マテリアルデジタルが2025年1月から展開を予定しているサイバーセキュリティサービス「マモレル」があります。このプロジェクトでは、脅威インテリジェンスを中心とした情報資産の収集・分析・モニタリング体制の強化が行われ、APRIOの『Cyber Insight Portal』を活用することでさらに強化される見込みです。具体的には、企業およびブランドを守るための、健全性チェック、脆弱性診断、ペネトレーションテスト、侵害調査など多岐にわたるセキュリティサービスを提供します。

APRIOのサイバーリスクデューデリジェンスは、単なる危機管理を超え、経営層の意思決定に役立つ情報提供を目指しています。このような背景から、両社の提携は日本企業のリスク管理において重要な意義を持っているのです。

サイバーリスク・デューデリジェンスに向けた今後の展開



APRIO TECHNOLOGIESのCEOである足立照嘉氏は、この提携が日本へもたらす影響や重要性について強い期待を寄せています。現在、日本企業はサイバーセキュリティに対する関心が高まる一方で、依然として事後的な対策に重きを置く傾向が見られるため、事前対策の重要性を広めていく必要があります。

マテリアルデジタルの青﨑曹代表取締役社長も、提携による新たなサービスの展望に期待を寄せており、サイバー脅威の可視化と迅速な経営判断の重要性を強調しています。

日本市場におけるサイバーセキュリティの重要性



日本市場においては、サイバー脅威の複雑化が問題視されており、企業は経営レベルでの視座を持って対策に取り組むことが求められています。APRIOの『Cyber Insight Portal』は、このような課題に対して効果的な解決策を提供するために開発されたBIツールです。

このツールを導入することで、企業はリアルタイムでサイバーリスクを把握し、迅速かつ的確な意思決定を行うための情報を得られます。これにより、企業は“守り”から“先を見越した経営”へと進化することが可能となるでしょう。

まとめ



APRIO TECHNOLOGIESとマテリアルデジタルによる業務提携は、日本におけるサイバーセキュリティの新たな時代の幕開けを告げています。両者の専門知識が相まって、多くの企業がサイバーリスクを戦略的に管理できるようになります。この提携が日本企業の持続的な成長と国際競争力の強化に寄与することを、私たちは心から期待しています。今後の展開に注目が集まる中、日本のサイバーセキュリティ戦略における先駆者となることが期待されます。


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会社情報

会社名
APRIO TECHNOLOGIES LIMITED
住所
71-75 Shelton Street, Covent Garden, London, WC2H 9JQ
電話番号

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