station株式会社が目指す新しい不動産開発
station株式会社(本社:東京都港区)は、その長年の経験を踏まえてブランドを刷新し、地域に密着した不動産開発を提供する新たなサービス「プロトデベロップメント」と、地域の魅力を発信するメディア「SNOOPER-ZINE」を本格的に始動させました。
ブランドの刷新
stationはこれまで日本各地で行われてきた街づくりのプロジェクトに関与してきました。その中で、重要だと感じたのは、街づくりの根幹に“ビジョン”がないケースが多いことです。ビジョンがない場合、似通った建物が立ち並ぶ“金太郎飴”のような街が形成されてしまいます。また、短期的な経済指標のみを重視した意思決定が行われることで、持続可能な地域活性化が実現できなくなる恐れもあります。
本来、地域の魅力は、その土地で暮らし、働いているローカルプレイヤーたちの存在から生まれます。stationは、彼らと共に地域に本当に必要な「場」を設計し、実現に向けたアプローチを行っています。具体的には、立地や地域文脈の分析を行い、空間設計から運営、発信に至るまで、ハードとソフトの両面を通じて地域の個性を引き出し、持続可能性を高めるプロセスを提供します。
新サービス:プロトデベロップメント
「プロトデベロップメント」は、ローカルプレイヤーや地域住民と共に、その地域に求める未来を構想し、不動産開発を進めるサービスです。このサービスは、都市計画設計、施設企画、立ち上げ、活性化、持続的運営といった5つのフェーズに分かれ、各フェーズに最適なソリューションを提供します。これにより、不動産事業者とローカルプレイヤーを効果的に結びつけることができ、地域全体にとっての価値を循環させる“四方よし”の実現を目指しています。
新サービス:SNOOPER-ZINE
もう一つの新サービス「SNOOPER-ZINE」は、地域に眠る魅力や物語を掘り起こし、さまざまな方法で発信する探索型のローカルメディアです。紙媒体やWeb、SNSを通じて、地域の声やイベントの裏にある物語を深掘りし、地元を盛り上げるためのストーリーを届けます。このサービスは、地域のファン層形成や関係人口の創出に寄与します。
新たな専門家チーム
stationは、宅地建物取引士や再開発プランナーなどの専門家を擁し、地域のプロジェクトを多角的にサポートします。また、建築や内装の専門家とも連携し、ソフトからハードまで一貫したサービスを提供する体制が整っています。たとえば、著名な建築士の落合守征氏は、空間設計において人と空間の新しい在り方を探求し続けており、国際的にも評価されています。
地域と共にある未来を目指して
地域社会に根ざした街づくりを実現するために、station株式会社は、新しいプロトデベロッパーとして、地域における未来のビジョンを描き、それを実現するプロジェクトに取り組んでいきます。この新しい挑戦により、地域の魅力を最大化し、持続可能な発展を目指すことが重要です。
これからもstationが地域活性化に寄与していく様子に注目し、その活動に参加することが重要です。地域が求める未来像を共に描き、実現していくステップを進めていきます。