Z世代に寄り添った新しいクレジットカード
モード学園と株式会社クレディセゾンのコラボレーションにより、「Z世代が持ちたくなるカード」が新たに誕生しました。2024年12月23日から発行される「SAISON CARD Digital<モード学園>」は、モード学園に通う学生たちの作品を魅力的にデザインしたクレジットカードです。この取り組みは、産学連携プログラムとして進行しており、学生たちのクリエイティブをビジネスに生かすことを目的としています。
コンテストを経て選ばれたデザイン
2024年5月にスタートしたこのプロジェクトでは「Z世代が持ちたくなるカード」というテーマのもと、モード学園の学生たちが参加したデザインコンテストが開催されました。ファッションデザイン学科やグラフィック学科などから、400名以上の学生が参加し、500を超えるデザイン案が集まりました。その中から審査員によって選ばれた6つのデザインがデジタルカードとして採用されることが決定しました。
特筆すべきは、大阪モード学園の穂積ひかりさんがデザインしたカードがセゾン特別賞兼最優秀賞を受賞し、プラスチックカードの実物にも採用されるという点です。
カードの特徴と特典
この新しいカードは、デジタルデザインとプラスチックカードの両方で利用可能です。特にデジタルカードは、セゾンPortalアプリでの表示に適したデザインが施され、ユーザーが気分に合わせて6種類のデザインから選択できる特長があります。このカードは、お財布に入れて持ち歩きたくなるようなポップで魅力的な仕上がりです。
さらに、入会翌月まで「コンビニ・カフェ・マクドナルド」での利用に対して20%のキャッシュバック特典が提供されるため、若者にとっても魅力的な選択肢といえるでしょう。上限は2,000円となっています。
モード学園の学生たちの声
デザインコンテストに参加した学生たちは、自らの作品が実際のカードとして使用されることにワクワクしています。彼らは「持ちたくなる」デザインを心がけ、さまざまな視点からアプローチしました。たとえば、穂積さんは赤色を基調にしたポップなデザインで堅苦しさを軽減しようと工夫しました。一方で、名古屋の前里さんは温かさを感じさせる色使いを意識し、心に響く構図を追求。また、東京の鄭さんは、POPをテーマに楽しさや親しみやすさを反映させることを狙ったデザインを仕上げています。
今後の展望
クレディセゾンは、このプロジェクトを通じて若者の創造力を社会で活かす機会を提供し続けることを目指しています。今後も顧客のニーズに応じた革新的な金融サービスを展開していくとともに、持続可能な発展に貢献する姿勢を大切にしていきたいと考えています。
モード学園やクレディセゾンの取り組みは、若い世代に特化した新しいカードを通じて、未来の可能性を輝かせていくことでしょう。多数の学生たちの情熱と努力が形になり、今後の展開にも期待が寄せられます。