韓国企業向けに地方経済の戦略を解説するセミナー開催
株式会社船井総合研究所は、韓国のソウル市で行われる「ASIA CSCON24」に参加します。今回のカンファレンスは、韓国企業が日本の地方経済における戦略を学ぶ絶好の機会です。講演では、企業の成長戦略や日本市場への参入方法を詳しく解説します。
企業戦略の重要性
船井総合研究所が提唱する『地域コングロマリット経営』を通じて、地域に根ざした企業の持続可能な成長を実現するための戦略が求められています。中核都市の活性化が鍵であり、地方企業がグローバル展開を目指す上での取り組みが必要です。
越境ECの展開
さらに、越境ECの重要性が増す中で、韓国企業に向けた日本市場での販路拡大シナリオも示されます。インバウンド需求が高まっている現状を踏まえた具体的な戦略が提示され、地域経済の活性化につながるでしょう。
ASIA CSCON24の概要
「ASIA CSCON24」は今年で32回目を迎える韓国最大級のカンファレンスです。約2500人が参加し、今年のテーマは「Co-Creation; Way to Sustainable Growth」。企業戦略からオープンイノベーションまで、多彩な分野の専門家が集まり、それぞれの知見を共有します。
講演内容
1. 地域経済活性化と企業戦略
- - 講師: 船井総合研究所取締役 専務執行役員出口恭平
- - 時間: 15:00-15:40
- - 概要: 地方創生のための企業戦略や日本政府の取り組み、中核企業の重要性について話します。
2. 日本向け越境EC展開
- - 講師: 船井総合研究所価値向上支援本部ディレクター大山広倫
- - 時間: 16:00-16:40
- - 概要: 日本国内におけるインバウンド需要の現状、観光客向けのEC戦略、韓国企業の日本市場進出への具体的なシナリオが解説されます。
今後の展望
船井総合研究所と韓国能率協会コンサルティング(KMAC)は、2024年7月に戦略的パートナーシップを締結し、両国の企業間交流や情報交換を強化していく計画があります。相互の情報共有を行うことで、新しい価値提供を目指し、両国の産業発展に寄与する努力が続けられます。
日本と韓国は、人口の集中や少子高齢化という共通の課題を抱えており、これに対する解決策や発展の道を共に探索する必要があります。今回の講演が、その第一歩となることを期待しています。
まとめ
船井総合研究所が関与するASIA CSCON24は、韓国企業が日本の市場環境を理解し、地域経済の活性化に向けた具体策を学ぶ場です。この取り組みにより、両国企業のさらなる成長と相互関係の強化が期待されます。